プログラミングスクールに通ったけれどプログラミングのスキルがついたと思えない。行っても無駄だったと感じてしまう人がいます。
そう感じてしまうのは、テキストの例題に出てくるような簡単なプログラムのコードはかけても、習ったことのない機能を作ろうとすると、どうコードをかいていいのかイメージがわかないから。
プログラムが出来るようになるには、学ぶときにちょっとしたコツが必要です。
せっかくプログラミングスクールに通うのだから、「プログラミングが出来るようになった!」と自信が持てるようになりたいですよね。
どのように学べば「出来る!」と思えるようになるのか紹介します。
プログラミングが出来るようになるコツ
プログラミングが出来るようになるコツは、次の2つ。
- 実践する(自分で考えてコードを書く)こと
- 調べて解決するスキルをつけること
実践すること
初心者向けのプログラミングスクールでは、文法(書き方やルール)に慣れるために色々な例文を写すことが授業の中心になります。
例文のコードをただ写しているだけでは、例文と同じような機能すら自分で作れるようになりません。
「なぜここで、このコードを書く必要があるんだろう?」と1文、1文の意味を確かめながらテキストのコードを写していくと理解が深まります。
これだけで終わってしまうと、テキストの例文以外の機能を作れる自信がつきません。
「出来る!」と思えるようになるには、テキストには書かれていないような機能を実際に作ってみる(実践してみる)ことが必要。
実際にやってみれば分かりますが、「テキストの例題を写す」のと「1から自分で考えてコードを書く」のでは、全然違います。
理解したつもりになっていること、気づけていない大事なことなどが分かります。
調べて解決するスキルをつけること
実践を通して、ぜひつけてほしいのが「調べて解決するスキル」。プログラミングが挫折しやすのは、書いたコードが動かないときに直せない(解決できない)からです。
あるプログラミングスクールのアンケートでは、約35%もの人が「エラーが解決できず」に挫折や行き詰まりを感じています。
アンケートの詳細は、こちらで紹介しています。
調べて解決するスキルとは、動かないときに、
- エラーメッセージなどを手掛かりに動かない箇所をみつける
- 動かない理由を、エラーメッセージやネットなどの情報で調べる
- 情報が見つからないときは、解決に結びつきそうなことを試してみる
調べて解決するスキルがつくと、作ったことのない機能でも「なんとか出来るだろう」という自信がもてるようになります。
プログラミングが出来るようになるカリキュラム
基本を学んだあとに、自分1人での開発(コードを書く)や、チームを組んで開発するカリキュラムがあるプログラミングスクールがおすすめです。
実践するだけなら、プログラミングスクールのカリキュラムに含まれていなくても、自宅で出来ると思いませんか?
たしかに、習ったことをもとに身近な機能(例えば会員登録やログイン機能など)を家で作ってみるのもおすすめです。
ですが、実践では「上手く動かないのが当たり前」です。
自宅で一人で作っていては、動かないときに聞くことができません。
プログラミングスクールを利用するメリットは、分からないことを聞けること。
初めてみるエラーの意味や、解決する方法の調べ方を教えてもらえることで、挫折せずにプログラミングを学び続けることができます。
まとめ
プログラミングスクールに通ったのに、プログラミングが出来るようになったと感じられないのは、実践(自分で考えてコードを書く)が足りていないからです。
文法(書き方やルール)を覚えるだけの授業では、プログラミングは出来るようになりません。
覚えたことを実践するために自分1人で開発したり(コードを書く)、チームを組んで開発したりするカリキュラムが組まれているプログラミングスクールを選ぶことが大切です。
この実践を通して、ぜひつけてほしいのが「調べて解決するスキル」。プログラミングが挫折しやすのは、書いたコードが動かないときに直せない(解決できない)からです。
調べて解決するスキルがつくことで、授業で習ったことのない機能でも「なんとか出来るだろう」という自信がもてるようになります。
[参考]おすすめのプログラミングスクール
業界で初めて就職・転職保証を付けたプログラミングスクールです。30歳未満で講座終了後3ヶ月以内に就職できなかった場合は、授業料が全額返金されます。
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プログラミングスクール コース名 | DMM WEBCAMP 短期集中コース |
受講スタイル | オンライン [質問可能時間:13時~22時※] ※基礎、チーム開発などフェーズにより異なる |
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スクールの場所 | 東京(新宿)、大阪 |
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詳細 DMM WEBCAMPの特徴・料金・転職支援の情報など詳しく解説
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言語など | Ruby/Rails(Ruby on Rails) |
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プログラミングスクール コース名 | プログラマカレッジ (平日5日コース、週3夜間コース) |
受講スタイル | 通学(個別・チーム学習) ※新型コロナウィルス対策としてオンライン実施中 |
言語など | PHP,Java |
スクールの場所 | 東京 |
公式サイト | 【完全無料プログラミング研修&就活塾】![]() |
詳細 プログラマカレッジの特徴・利用するメリットなど詳しく解説
オンライン形式のプログラミングスクールです。
今回は、Javaの言語を学ぶエンジニア転職保証コースを紹介しますが、この他にもPHP/Laravelコース、Webアプリケーションコース、iPhoneアプリコースなどプログラミングだけで19コースもあり、すべてのコースに転職サポートが付いています。(エンジニア転職保証コース以外は、転職保証はついていません。)
カリキュラムは、最初の6週間でJavaの基礎を学びながらWebアプリケーション開発、その後の4週間(7週~10週目)で最初に開発したWebアプリケーションの拡張機能を自分で考えて開発という流れになっています。
拡張機能学習の期間は、現役エンジニアのパーソナルメンターが1名つき、学習をサポートしてくれます。
質問はチャットでの対応になり、基礎学習期間は毎日15時~23時の間ですぐに、拡張機能学習の期間は24時間以内に回答になります。
チャットの対応時間を考えると、学習時間が夜が多いという方に向いているように思います。
就職支援には、求人紹介が含まれていませんが、TechAcademyが運営する「TechAcademyキャリア」という転職サポートに登録し、登録したスキルをみた企業担当者やコンサルタントと呼ばれる人からスカウトをもらうという形で求人の紹介があるようです。
プログラミングスクール コース名 | テックアカデミー(TechAcademy) エンジニア転職保証コース |
受講スタイル | オンライン [サポート時間:15時~23時] |
言語など | Java、AI(データ分析) |
スクールの場所 | (オンライン) |
公式サイト | TechAcademy |
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