プログラマの仕事に就きたいけれど、経験やスキルがない・・・
スキルを身につけるなら、プログラミングスクールに行くのがいいのかな?と思っても、
- 独学で身につけている人もいるのに、プログラミングスクールにいく必要がある?
- たった数ヶ月学んだ程度で、就職・転職に役立つの?
と無駄になる不安を感じていませんか?
受講生の体験談から、プログラミングスクールに行くことが無駄な理由や、就職できないリスクなどを調べてみました。
プログラミングスクールを利用するかどうかを決める参考にしてください。
プログラミングスクールは必要ない?無駄と言われる理由
プログラミングスクールは必要ない、利用するのは無駄という意見。けっこう多いです。
理由をまとめると、だいたい次の3つ。
- プログラミングスクールでスキルをつけなくても就職できる
- プログラミングスクールの授業のレベルは独学と変わらない
- プログラミングスキルは、独学でも身につけられる
スキルをつけなくても就職できる
就職・転職のためにプログラミングを学びたいという人、多いですよね。
プログラマの求人には、IT業界の経験がなくても応募できる「未経験OK」の求人もあります。
「未経験OK」なのは、入社後にOJT(先輩社員が仕事をしながら教えてくれる)で、プログラミングを学べる環境が用意されているから。
これなら、プログラミングスクールでスキルをつけなくても就職できそうです。
でも、仕事をしながら忙しい先輩社員に教えてもらうのは、けっこう厳しい気がしませんか?

「分からないところがあったら聞いてね」
と、本を1冊渡されて自習。

分からないところを聞きたくても、先輩は忙しくてなかなかつかまらない。
学ぶ環境としては、プログラミングスクールと比べると効率が悪いですよね。
会社は仕事をしに行く場です。いつまでも仕事が出来ない人間は、居づらく苦しい。
基礎レベルでもわかっていると、仕事への慣れがはやく楽しいです。
まったくスキルがない人より早く仕事を任せてもらえるでしょう。少しでも分かる・出来ることがあるので楽しく仕事ができます。
就職したあと早く仕事を任せてもらうためにも、基礎的なスキルは身につけておいたほうがいいと思いませんか?
授業のレベルは独学と変わらない
高い料金を払うので、本よりもプログラミングスクールの授業のほうが、詳しく分かりやすいと期待しませんか?
就職して「即戦力として活躍できる」とアピールしているプログラミングスクールもあるので期待が膨らみます。
ですが、期待しているものと現実は違いそうです。
プログラミングの基本的な文法を学ぶ段階では、プログラミングスクールの授業も独学で学ぶ本の内容とたいして変わりません。
最初は、文法に慣れるために色々な例文を写すことが授業の中心というプログラミングスクールも多いです。
「即戦力で活躍できる」という、即戦力のイメージは『プログラミングの基礎が分かっているので、すぐにコードを書くことができる』。何年も経験を積んだプロと同じスキルがつくわけではありません。
プログラミングスクールは、プログラミングの基礎を学ぶところ。期待しすぎは禁物なようです。
プログラミングは独学でも身につけられる
プログラミングの情報は、本やネットにたくさんあります。独学で身につけられる人もいるでしょう。
でも、プログラミングスクールが気になるのは、独学で身につけられる自信がないからじゃないですか?
プログラミングスクールを運営する侍エンジニア塾の調査では、プログラミングを学んでいるときに、約90%の人が挫折や行き詰りを感じたそうです。
挫折や行き詰まりを感じた主な理由は、
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
プログラミングスクールを利用しないと、
- 分からないところがでてきた時
- エラーなどで動かないプログラムの直し方が分からない時
すぐに聞くことができないので行き詰り、モチベーションが下がり、挫折しやすくなります。
プログラミングスクールのメリットは、すぐに聞けること。すぐに聞けるので行き詰ることがなく、モチベーションも保て、挫折せずにすみます。
プログラミングスクールに通っても就職・転職できない?
せっかく学んでも就職・転職活動で有利に使えず、就職できなかったらどうしようという不安もありますよね。
プログラミングを勉強しても、仕事での経験がなければ「未経験者」と同じなので、就職・転職活動では有利にならないという人もいます。
プログラミングスクールの中には、プログラミングの授業だけでなく就職支援のサービスも付いているところがあります。
公表されている就職成功率をみると、かなり高くてびっくりします。
就職支援付きのプログラミングスクールを選べば、学んだのに就職・転職できないということは、ほぼなさそう。
就職支援付きプログラミングスクールの就職成功率
プログラミングスクール名 | 就職成功率 |
DMM WEBCAMP | 98% |
TECH::EXPERT | 98%以上 |
プログラマカレッジ | 96.2% |
就職支援付きのプログラミングスクールは、受講条件があるスクールが多いんです。20代、東京・大阪での就職前提のように。
条件に当てはまらない人は、就職するのが厳しいとも言えます。30代以上の人や地方勤務希望の場合は、就職できない可能性もあります。
まとめ
次のような理由から、プログラミングスクールは無駄といわれることが多いです。
- プログラミングスクールでスキルをつけなくても就職できる
- プログラミングスクールの授業のレベルは独学と変わらない
- プログラミングスキルは、独学でも身につけられる
プログラミングのスキルがなくても就職はできるかもしれません。
ですが、「スキルのない」状態と「基礎が出来ている」状態では、就職したあとの仕事の出来が違います。
仕事は出来ると楽しいですが、出来ないと苦しいものです。
少しでも早く楽しく仕事をするために、基本的なスキルは身につけておいたほうがいいと思いませんか?
独学でもプログラミングのスキルを身につけられる人もいるでしょう。
ですが、約90%の人が分からないことや、動かないプログラムの直し方を聞くことができず、挫折や行き詰まりを感じています。
プログラミングスクールのメリットは、すぐに聞けること。挫折することも少なく、独学よりも効率よく学ぶことができます。
就職支援付きのプログラミングスクールを選べば、勉強したけれど就職・転職できなかったというリスクも減らせます。
プログラミングスクールでは、事前説明会が開かれています。
無駄になるかもと不安に思っているなら、まずはその不安を聞きにいくつもりで、参加してみてはいかがでしょう?
[参考]おすすめのプログラミングスクール
業界で初めて就職・転職保証を付けたプログラミングスクールです。30歳未満で講座終了後3ヶ月以内に就職できなかった場合は、授業料が全額返金されます。
他のプログラミングスクールの就職・転職保証期間は「6か月以内」が多い中、DMM WEBCAMPは「3ヶ月以内」で高い就職成功率なので、短期に就職が決まっているのだろうという印象です。
就職成功率は98%です!
(※2019年4月時点)
カリキュラムは実践的で充実した内容です。プログラミングの基礎を個別で学んだ後、チーム開発を行い、最後に個人開発を行います。チーム開発ではプログラミングだけでなく、自分たちで必要な機能を考え、設計も行うので幅広いスキルが身に付けられます。
プログラミングスクール コース名 | DMM WEBCAMP 短期集中コース |
受講スタイル | オンライン [質問可能時間:13時~22時※] ※基礎、チーム開発などフェーズにより異なる |
言語など | Ruby/Rails(Ruby on Rails) |
スクールの場所 | 東京(新宿)、大阪 |
公式サイト | 【DMMWEBCAMP】 |
詳細 DMM WEBCAMPの特徴・料金・転職支援の情報など詳しく解説
平日のコース(短期集中コース)だけでなく、夜間・土日コースもあるので、アルバイトなどを続けながらスキルをつけて就職したい方にも利用しやすいプログラミングスクールです。
短期集中コースは10週間(約2か月半)、夜間・土日コースは半年間の学習期間になります。
カリキュラムは実践を意識し、個人開発も用意されています。
就職支援では、個別の企業紹介の他に、TECH::EXPERTの運営会社が限定で開催する就活イベントにも参加できます。
就職成功率は98%以上
(※2019年1月時点)
プログラミングスクール コース名 | テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職(旧 TECH::EXPERT) |
受講スタイル | 通学・オンライン併用/オンライン完結(選択可能) [教室利用時間:平日10時~22時、休日11時~22時] ※受講スタイル(平日か、夜間土日)によって利用可能時間が変わります |
言語など | Ruby/Rails(Ruby on Rails) |
スクールの場所 | 東京(渋谷)、大阪、名古屋、福岡 |
公式サイト | テックキャンプ(エンジニア転職) |
詳細 エンジニア転職の特徴・料金・転職支援の情報など詳しく解説
無料のプログラミングスクールです。受講できるのは、東京の教室に通える29歳までの方です。
転職成功率は、96.2%
個別研修コース、平日5日コース、週3夜間コースの3つがあります。
学習期間は個別研修コースが40時間(約1ヶ月)、平日5日コースが420時間(約2か月半)、週3夜間コースが200時間(約2か月半)です。
カリキュラムには、チーム開発も含まれていて設計なども少し経験できるようです。
講座が目指すレベルが、「渡された仕様書に基づいてコードを書けること」なので、自分で考えてアプリを作れるようになりたい人には物足りないかもしれません。
途中退会してもペナルティはないので、安心して利用できます。
プログラミングスクール コース名 | プログラマカレッジ (平日5日コース、週3夜間コース) |
受講スタイル | 通学(個別・チーム学習) ※新型コロナウィルス対策としてオンライン実施中 |
言語など | PHP,Java |
スクールの場所 | 東京 |
公式サイト | 【完全無料プログラミング研修&就活塾】![]() |
詳細 プログラマカレッジの特徴・利用するメリットなど詳しく解説
オンライン形式のプログラミングスクールです。
今回は、Javaの言語を学ぶエンジニア転職保証コースを紹介しますが、この他にもPHP/Laravelコース、Webアプリケーションコース、iPhoneアプリコースなどプログラミングだけで19コースもあり、すべてのコースに転職サポートが付いています。(エンジニア転職保証コース以外は、転職保証はついていません。)
カリキュラムは、最初の6週間でJavaの基礎を学びながらWebアプリケーション開発、その後の4週間(7週~10週目)で最初に開発したWebアプリケーションの拡張機能を自分で考えて開発という流れになっています。
拡張機能学習の期間は、現役エンジニアのパーソナルメンターが1名つき、学習をサポートしてくれます。
質問はチャットでの対応になり、基礎学習期間は毎日15時~23時の間ですぐに、拡張機能学習の期間は24時間以内に回答になります。
チャットの対応時間を考えると、学習時間が夜が多いという方に向いているように思います。
就職支援には、求人紹介が含まれていませんが、TechAcademyが運営する「TechAcademyキャリア」という転職サポートに登録し、登録したスキルをみた企業担当者やコンサルタントと呼ばれる人からスカウトをもらうという形で求人の紹介があるようです。
プログラミングスクール コース名 | テックアカデミー(TechAcademy) エンジニア転職保証コース |
受講スタイル | オンライン [サポート時間:15時~23時] |
言語など | Java、AI(データ分析) |
スクールの場所 | (オンライン) |
公式サイト | TechAcademy |
詳細 エンジニア転職保証コースの特徴・料金・転職支援の情報など詳しく解説
コメント