先日、個人セッションを受けてもらったモニターさんは、よくランチをする後輩の Iさん。
明るく、場を盛り上げることが得意です。
これからのキャリアのアドバイスをすると、とても素直に聞いてくれて、やってみますね!と笑顔をくれる彼女。
彼女にあったアドバイスが出来るようになりたいと思ったのが、自分辞典のパーソナルコースを受講したきっかけでした。
「いつも沢山話しているからねー」
と笑顔で、診断スタートです。
なかなか成果が出ず、苦手意識を感じたらどうする?
悩んでいることをヒアリング
診断結果はブルーさん。
とても真面目で、コツコツ仕事をしている彼女。
納得です。
そんな彼女の悩みは、新しく担当することになった業務にまだまだ慣れず、先輩達とのスキルの差に、ちょっと、かなり?劣等感を抱いていることです。
アートとしてバナー制作などを担当してきた彼女。
クオリティの高さと、制作スピードの速さで、高評価を受けていました。
その成果が認められ、
自分で作るだけではなく、協力会社さんへの依頼や、納品されるものへのフィードバックを担当することになりました。
キャリアアップの為に、ずっとやりたかった仕事です。
これがイメージしていた以上に難しかった!!
自分で作るのとは、勝手が違います。
こうしてほしいを、言葉で伝えていくことの難しさに四苦八苦して、フィードバックにかなり時間がかかっています。
ですが先輩のHさんは「パッ」と見ただけで、こうしたらもっと良くなると、どんどんアイデアを出し、的確にフィードバックを返していきます。
Iさんは担当してまだ日が浅いので、Hさんのようにいかないのは仕方ないと分かりつつ、なかなか埋まらない差に落ち込んでいました。
人と比べるのを止めてみる
詳しく話しを聞くと、H先輩はホワイトか、イエローさんっぽい。
新しいアイデアがどんどん浮かんでくるタイプです。
職種も、アート+企画兼務という立ち位置です。
一方、Iさんのタイプであるブルーは、新しいアイデアをどんどん出していくのは、ちょっと苦手です。
得意が違うタイプなので、比べなくて大丈夫!
逆にコツコツやることや、丁寧な仕事は苦手な先輩。
その部分は、Iさんがフォローしています。
「たしかに。
得意なところが違うから、業務全体では上手くいっているとは感じてます・・・」
お手本になる人を変えてみる
今の会社では、アート職でも企画ができたほうが有利です。
でも、Iさんは企画が得意なカラーではありません。
また、本人も企画にそれほど興味をもっていませんでした。
なので、企画職は捨ててアート専門で、今後のキャリアを考えることにしました。
今までH先輩を目標、参考にしてきましたが、アート専門でやっている先輩がいないか探してみることに。
ちょうど産休から復帰したA先輩が近そう。
きっちり丁寧な仕事ぶりで評価を得てきた方で、コツコツタイプ。
H先輩よりは、Iさんのタイプに近い!
A先輩の仕事ぶりで取り入れられそうなところを聞いてみると。
「あーー、あれなら出来そう!」
「こういう点も参考になりそう!」
「あっ、なんか出来る気がしてきました!!!」
と、Iさんのテンションがどんどん上がっていきます。
そう、参考にするなら、自分のカラー(資質)と同じタイプの方にしたほうが上手くいきやすいんです。
彼女にあうお手本になる方が見つかってよかった♪
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