自分辞典の結果から職場で協力してくれそうな人を見つけたYさん

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自分辞典を使って、今取り組んでいることに協力してもらえそうな人を見つけたYさん。
個人セッションのモニターとして参加してもらったのですが、なるほどこういう使い方もあるんだ!と、うれしくなったのでご紹介します。

自分辞典で、職場で協力してくれる人を見つけるには

悩んでいることをヒアリング

今回、モニターとして参加していただいたYさん。
プライベートでは良く会っていますが、お仕事の話はあまりしたことがありませんでした。

「何か、悩んでいることや迷っていることってあります?」
と聞いたところ。

「自分の仕事上の悩みはないんだけれど。
隣のチームにいる同期が仕事が大変で、辞めたいって言っているんだよね。
同期が辞めちゃうの悲しいから、協力したいんだけれど、なかなか上手くいかなくて・・・」
なんと、やさしい。

具体的に何が辛くて、どのような協力をしているのか聞いたところ
・専門職の方と、一般職の方がいる職場。
・一般職の方は、事務処理や問い合わせ対応などがメインですが、専門的な知識がないと仕事がこなせなくて辛い状況。
・一般職の方には定期的に人事異動があり、なかなか知識が蓄積されない。さらに、仕事が辛くてどんどん人が辞めていき、引継ぎや教育できる人がいない。
・人が足りなかったり、知識的に対応できる人がいないため、本来は一般職の方がやる仕事を、専門職の方がやらざるおえない状況。
・専門職の仕事量が増大、本来やりたい仕事にも集中できずストレス。
結果、仕事を辞めたい・・・となっている。(Yさんの同期の状態)

Yさんが協力していることは、
事務処理や問い合わせ対応のマニュアルがなく、一般職の方が育つことができない状況なので、マニュアルを整備しようとしているけれど、なかなか進まない。
そもそも、Yさんが担当していない仕事なので(隣のチームだから)、他の人に内容を聞かなければマニュアルが作れない。

なるほど。
こういうケースに自分辞典の結果って役立てられるのかしら???
と不安に思いつつ診断スタートです。

弱みや苦手は、得意な人を味方につけて任せる

38個の質問に答えていただき、1つのカラー(タイプ)を判断する個人セッション。
割と迷いなく答えを選んでいきます。

診断結果は、グリーンさん。

論理的に考え、まとめたりすることが好きで、マニュアルや仕組みづくりなどが得意です。

「そっかー、マニュアル作りは自分に合っているんだね、よかったー」という感想。
でも、なかなか進まないところが問題です。

「上司の方は、Yさんの活動を知っているの?」と聞くと、
「気づいてはいるだろうけれど、自分からアピールもしていないから表向きには何も・・・」という答え。

なるほど。グリーンさんの苦手なことは自己アピール。
表向きの仕事になっていないため、他の人に協力してもらえないことも、マニュアル作りが進まない原因です。
逆に、自己アピールを得意とする人が隣のチームにいないか、考えてもらいました。

その方と協力して、上司にアピールして表向きの業務にする。
業務にすることで、手の空いてる方にマニュアル作りに参加してもらいやすくなります。

隣のチームの方は、マニュアル作りをしたことがないらしいので(だから整備されてなく、知識が蓄積されていない)、Yさんが業務としてサポートに入れば、Yさんの得意も活かせます。
表向きの業務として入ることで、Yさんの評価にもつながります。

「あー、いるね、うん。
あの人なら協力してくれると思う。
そっか、苦手なことは得意な人に協力してもらえばいいんだよね。」
と、前に進めそうな笑顔です。
よかった♪

自分ひとりで何とかするより、みんなの得意を組み合わせたほうが上手くいきますよね。

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