転職に強いことで人気の「DMM WEBCAMP」と「テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)」。
転職保証があるなど似ているので、どちらを受講するか迷いますよね。
同じように見える2つのスクールですが、細かい点を比較してみると大きな違いもあります。どちらでも同じだろうと料金だけで選んでしまうと、場合によっては失敗してしまうかも。
詳しく比較したので、どちらを受講するのか決める参考にしてください。
初心者の場合など、ケース別におすすめも紹介しますね。
DMM WEBCAMPとテックキャンプのエンジニア転職の比較
DMM WEBCAMPのエンジニア転職と、テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)を比較していきましょう。
スクール名 | DMM WEBCAMP | テックキャンプ |
コース内訳 | エンジニア転職
| エンジニア転職 ※受講スタイルを選択可能 (短期集中、夜間・休日) ×(通学、オンライン完結) |
転職保証 | 「短期集中コース」、 「就業両立コース」あり | あり |
学習スタイル・サポート体制 | オンライン、 自習形式(オンライン教材)、 マンツーマン指導 | 通学、 オンライン、 自習形式(オンライン教材)、 マンツーマン指導 |
サポート時間 (教室解放時間) | 13時~22時(金曜以外) ※コース、フェーズにより異なる | 10時~22時(毎日) ※スタイルにより異なる |
講師(メンター) | プロ講師、現役エンジニア | プロ講師 |
転職支援 | あり | あり |
教室の場所 | 東京、大阪 | 東京、大阪、名古屋、福岡 |
その他 | 転職成功率は98%! | 転職成功率は99%! |
DMM WEBCAMPのエンジニア転職は、学ぶ内容、転職保証の有無で講座が分かれています。
テックキャンプのエンジニア転職は、コースの中で受講スタイル(通学、オンライン、夜間・休日)を選ぶ形式です。
基本部分は、ほとんど同じですが、
- 受講スタイルが選べる(短期集中、夜間・休日)×(通学、オンライン)
- 教室が名古屋、福岡にもある
ので、テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)のほうが利用しやすい印象です。
DMM WEBCAMPの3コースと、テックキャンプのエンジニア転職の複数のスタイルを一度に比較すると分かりにくくなってしまうので、次のように分けて比較したいと思います。
パターン | DMM WEBCAMP | テックキャンプ |
短期間で学ぶ | 短期集中コース 専門技術コース | 短期集中通学スタイル |
働きながら学ぶ | 就業両立コース | 夜間・休日オンラインスタイル |
短期間で学ぶ場合のコース比較
短期間にプログラミングを学んで、早く就職・転職したい人むけの3つのコースを比較してみましょう。
コース名 | DMM WEBCAMP エンジニア転職 | テックキャンプエンジニア転職 | |
短期集中コース | 専門技術コース | 短期集中通学スタイル | |
料金 | 690,800円(税込) | 910,800円(税込) | 767,800円(税込) |
受講期間 | 3ヶ月 | 4ヶ月 | 2.5ヶ月(10週間) |
サポート時間 (教室解放) | 13時~22時(金曜以外) | 13時~22時(金曜以外) | 10時~22時(平日) 土日はオンラインでのサポートのみ |
コース概要 | ・Ruby/Rails ・業務を意識した実践的なカリキュラム ・言語だけでなく、GitHub、AWSなども学べる ・個人開発ができる ・チーム開発ができる | ・Ruby/Rails ・業務を意識した実践的なカリキュラム ・言語だけでなく、GitHub、AWSなども学べる ・個人開発ができる ・チーム開発ができる ・AI(Python)コースか、 クラウド(AWS)コースを選択できる | ・Ruby/Rails ・業務を意識した実践的なカリキュラム ・言語だけでなく、GitHub、AWSなども学べる ・個人開発ができる |
転職支援内容 | ・受講1週間目~サポート開始 ・受講開始から1年間サポート ・自己分析 ・履歴書、職務経歴書の添削 ・面接対策 ・企業との面接セッティング(求人紹介) | ・受講1週間目~サポート開始 ・受講開始から1年間サポート ・自己分析 ・履歴書、職務経歴書の添削 ・面接対策 ・企業との面接セッティング(求人紹介) | ・受講後最大6ヶ月間 ・履歴書、職務経歴書の添削 ・面接対策 ・企業との面接セッティング(求人紹介) ・テックキャンプ主催の会社説明会に参加できる |
利用(保証)条件 | ・規定の受講条件を満たしている ・30歳未満である(30歳以上の方は要相談) | なし | ・期限までに課題をクリアすることなど |
その他 | ・20日間無条件返金(クーリング・オフ制度) ・1ヶ月の想定学習時間160時間 | ・20日間無条件返金(クーリング・オフ制度) ・給付金制度を利用できる | ・14日間無条件返金保証 ・給付金制度を利用できる ・パーソナルメンター制度 ・想定学習時間600時間 |
かなり似ている3つのコースですが、詳しく見ていくと違いがあることが分かります。
- DMM WEBCAMPの専門技術コースが一番カリキュラムの幅が広い(チーム開発やPythonが学べる)
- 転職支援はテックキャンプのエンジニア転職のほうが手厚い(独自就職イベントがある)
- 30歳以上の人は、テックキャンプのエンジニア転職の方が転職保証が受けやすい。
- DMM WEBCAMPの専門技術コースには転職保証が付かない
各コースの詳細はこちらで紹介しています。
詳細 DMM WEBCAMP 短期集中コースの特徴・料金・就職情報など詳しく解説
詳細 DMM WEBCAMP 専門技術コースの特徴・料金など詳しく解説
詳細 テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)の特徴など解説
「DMM WEBCAMPの専門技術コース」と「テックキャンプのエンジニア転職」は、教育訓練給付制度を利用することで、受講料の最大70%が戻ってきます。2年以上働いていたら(雇用保険に加入していたら)利用できる可能性があるので、ご自身が利用できるかぜひ確認してみてくださいね。
働きながら学ぶ場合のコース比較
働きながらオンラインで学びたい人も多いですよね。その場合に利用できるコースを比較してみましょう。
※テックキャンプのエンジニア転職は、夜間・休日「通学」で学ぶこともできます。
コース名 | DMM WEBCAMP エンジニア転職 | テックキャンプエンジニア転職 |
就業両立コース | 夜間・休日オンラインスタイル | |
料金 | 889,350円(税込) | 877,800円(税込) |
受講期間 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
サポート時間 (教室解放) | 15時~23時(金曜以外) | 11時~22時(13時~14時除く) |
コース概要 | ・Ruby/Rails ・業務を意識した実践的なカリキュラム ・言語だけでなく、GitHub、AWSなども学べる | ・Ruby/Rails ・業務を意識した実践的なカリキュラム ・言語だけでなく、GitHub、AWSなども学べる ・個人開発ができる |
転職支援内容 | ・受講後最大1年間サポート ・自己分析 ・履歴書、職務経歴書の添削 ・面接対策 ・企業との面接セッティング(求人紹介) | ・受講後最大6ヶ月間 ・履歴書、職務経歴書の添削 ・面接対策 ・企業との面接セッティング(求人紹介) |
利用(保証)条件 | ・規定の受講条件を満たしている ・30歳未満である(30歳以上の方は要相談) | ・期限までに課題をクリアすること ・東京勤務など |
その他 | ・20日間無条件返金(クーリング・オフ制度) ・ライフコーチ制度 ・学習想定時間320時間 | ・14日間無条件返金保証 ・給付金制度を利用できる ・パーソナルメンター制度 ・独自開発の学習サイクル ・学習想定時間600時間 |
DMM WEBCAMPの就業両立コースとテックキャンプのエンジニア転職の夜間・休日オンラインスタイルを比べてみると、
- テックキャンプエンジニアの夜間・休日オンラインスタイルのほうが料金が安い
- 挫折しやすいと言われるオンライン学習への対策(サポート)が、テックキャンプのエンジニア転職のほうが手厚い
- テックキャンプのエンジニア転職なら30代でも転職保証を受けられる
30代で転職したい方には、テックキャンプのエンジニア転職のほうが安心して利用できると思います。
詳細 テックキャンプエンジニア転職のオンラインのサポート内容など詳細
詳細 DMM WEBCAMP 就業両立コースの特徴・料金など詳しく解説
DMM WEBCAMPとテックキャンプのエンジニア転職、ケース別おすすめ
初心者向けなどケース別に、DMM WEBCAMPのエンジニア転職、テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)のどちらがおすすめなのか紹介していきますね。
初心者の方(不安がある方)
エンジニアとして転職したいと思ってはいても、
- スクールに通って転職できるようなスキルがつくのか
- プログラミングスクールの授業についていけるのか
不安な人もいると思います。
そういう方には、DMM WEBCAMPの短期集中コースをおすすめします。
おすすめする理由は2つ
- 初心者でも授業についていきやすい
- 無条件返金の期間が長い
初心者でも授業についていきやすい理由
初心者でも授業についていきやすい理由は、想定学習時間とカリキュラムです。
1日あたりの想定学習時間を比較してみると、
- DMM WEBCAMPの短期集中コースが、5~6時間程度
- テックキャンプエンジニ転職が、8~9時間程度
と1日3時間くらい違います。
1日8~9時間学習することが前提のカリキュラムは、授業についていけるか不安がある人にはキツイ。想定時間が5~6時間なら予定通りにすすまなかったときに挽回できる余裕があり、気持ち的に楽だと思います。
無条件返金の期間が長い
最初から途中で辞めるつもりで申し込む人はいないと思いますが・・・
学習し始めてみて自分に合うか合わないか分かることもあります。初心者ならなおさら。
プログラミングスクールの中には、解約しづらい、解約しても返金されないところもあるので、DMM WEBCAMPもテックキャンプも無条件返金期間があるのは、すごくいい点です。
解約可能な日数を比較すると
- DMM WEBCAMPは20日間
- テックキャンプエンジニアは14日間
なので、DMM WEBCAMPのほうが少し長いですね。
とはいえ、最後まで受講できるほうが大事!無料相談などで、自分に合うかどうかをしっかり確認してくださいね。
働きながら学びたい
働きながら学びたい方には、テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)の土日・休日スタイルをおすすめします。
土日を中心に学習することを前提としたサポート体制と、転職保証があるからです。
高いスキルを身に付けたい
20代後半や30代前半の方の中には、他の応募者よりも少しでも有利になるスキルを身に付けて、転職活動でアピールしたいという人もいますよね。
そういう方には、DMM WEBCAMPの専門技術コースをおすすめします。
転職を目指すコースがあるプログラミングスクールは増えてきていますが、
- AI(Python)が学べる
- チーム開発が経験できる
コースは少なくて、DMM WEBCAMPの専門技術コースくらいだからです。
また、ポートフォリオ制作(スキルをアピールする制作実績)である個人開発では、開発期間がしっかりとられていて、質問などのサポートには現役エンジニアにも入ってもらえるので、身に付けたスキルをアピールできるものを作りやすいと思います。
まとめ
DMM WEBCAMPとテックキャンプは、
- 目的別のコース体系
- マンツーマン指導
など似ているところが多いプログラミングスクールです。
DMM WEBCAMPのエンジニア転職は学習内容や受講スタイルが違う3コース、テックキャンプのエンジニア転職は受講スタイルが複数用意されています。
DMM WEBCAMP | テックキャンプ |
短期集中コース 専門技術コース 就業両立コース | エンジニア転職(旧テックエキスパート) ※受講スタイルを選択可能 (短期集中、夜間・休日) ×(通学、オンライン完結) |
DMM WEBCAMPのエンジニア転職と、テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)の似ている点、違う点はこちら。
似ている点 | 違う点 |
|
|
初心者向けなどケース別のおすすめは、次のような感じです。
ケース | おすすめ |
初心者向け | DMM WEBCAMP 短期集中コース |
働きながら学びたい人向け | テックキャンプのエンジニア転職 |
高いスキルを身に付けたい人向け | DMM WEBCAMP 専門技術コース |
30歳以上の方 | テックキャンプのエンジニア転職 |
比較結果をみても、どちらを受講するか決めきれないという人もいると思います。
そういうときは、興味のあるプログラミングスクールを実際に体験してみてから決めましょう。
受講するプログラミングスクールを決めるまで、4~6つくらいの無料相談や体験会に参加している人が多いですよ。
DMM WEBCAMPの無料カウンセリングでは、プロのカウンセラーがキャリアの相談にのってくれます。
テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)の無料相談(カウンセリング)では、プロのカウンセラーが自分にあったキャリアプランを作ってくれます。
この他にも、「未経験からのIT業界挑戦のポイント(eBook)」がもらえるなどの特典もあるので、気になっている方はぜひ申し込んでみてくださいね。
詳細 DMM WEBCAMP 短期集中コースの特徴・料金・就職情報など詳しく解説
詳細 DMM WEBCAMP 専門技術コースの特徴・料金など詳しく解説
詳細 DMM WEBCAMP 就業両立コースの特徴・料金など詳しく解説
詳細 テックキャンプのエンジニア転職(旧テックエキスパート)の特徴など解説
詳細 テックキャンプエンジニア転職のオンラインのサポート内容など詳細


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