『仕事がしたくて、月曜日が待ち遠しい。』
佐々木かをりさんの言葉を聞いて、当時の私はびっくりしました。
え?仕事が始まる月曜日って、憂鬱なものじゃないの?
※佐々木かをりさんは、イー・ウーマン(ewoman)という女性向けサイトなどを運営する2つの会社の経営者で、2人のお子さんのお母さんでもあります。
仕事は憂鬱なものと思っている?
まわりに合わせて憂鬱だと思い込んでいた
以前は、「仕事が好き」という事に抵抗がありました。
今も少しあるかも。
仕事が好きなんて変わっているよね。
社畜みたいで嫌じゃない?
周りの人から呆れられて、居心地が悪い。。。
仕事って辛くてイヤなものだよね、そのほうが同意してもらえる。
でも、そう言っていると仕事がどんどんつまらなくなって、本当にイヤになっていったんです。
月曜日の朝が一番憂鬱で、会社に行きたくなくてベッドから出るのが辛い・・・
そんな時に出会ったのが、冒頭の佐々木かをりさんの言葉。
あっ、仕事が楽しい、好きって言っていいんだ。
衝撃でした・・・
「仕事が辛い、イヤ」だと無理して言うのをやめよう。
そう思ってから仕事がどんどん楽しくなって、成果も出るようになり、月曜日の憂鬱が消えました。
初めから仕事が好きじゃなくても大丈夫
「いやいや、仕事を好きなんてありえないでしょ?」という方もいますよね。
でも、それは今の仕事が合わなかったり、職場の文化が合わないことが原因かもしれませんよ?
以前の職場に、産休明けで時短勤務にもかかわらず、能力を評価され、女性管理職になった方がいました。
家に帰った後も、メールやチャットで指示を出し、月一回の夜間立会いもこなします。
とても仕事が楽しそう。
でも彼女、前の会社ではやる気のない、ダメダメな社員だったそうです。
転職して、今の職場が楽しく、仕事が好きになったそう。
また、責任感高く仕事をしている同僚の女性も、学生時代はアルバイトを長く続けられなくて、1ヵ月~3ヵ月で辞めては点々としていたそうです。
自分は仕事に向いていないのかも・・・と思っていた中、興味をもっていたあるアルバイトに就いてから、楽しくて長く続けられるようになり、その経験を活かして転職して、今の正社員の仕事につながったそうです。
今、仕事が好きじゃないから、ずっとそうなんてことないんです。
自分に合った職場や仕事に就いたら、仕事って楽しい、好き♪と思えるようになります。
ブルーマンデー、これからも続けますか?
月曜日が憂鬱なのも、楽しみなのも自分で選んでいる
『人生は選択の連続、何もしないを選んでいるのも自分』
冒頭に紹介した佐々木かをりさんの本を読んでいて、”はっ!”としたのがこの言葉です。
憂鬱な月曜日と感じる仕事を自分が選んで続けている、そういう自覚ありますか?
私はありませんでした。
今と同じ、それを選んでいるという自覚はなかったんです。
本当に嫌なら辞めて、別な仕事に就けばいい。
そうしないのは、自覚していないけれど今の仕事を続けることにメリットを感じているから。
・仕事は辛いけれど、お給料はいい
・仕事はつまらないけれど、ワークライフバランスがいい。
・上司とは合わないけれど、同僚とは気があうからランチが楽しい。
今と違う選択をすることに、不安を感じることもありますよね。
・会社を辞めて、次の仕事が見つからなかったらどうしよう?
・転職先が今よりもっとイヤな職場だったらどうしよう?
・そもそも転職活動がイヤ。心が折れそうになった新卒の就職活動を思い出して、あれをもう一度やるぐらいなら、今の仕事を我慢して続けたほうがいい。
でも、本当にそう?憂鬱な月曜日が嫌で・・・
どうにかして楽しくしたい、そう思っているのに、このままでいいですか?
会社を辞めなくても転職活動はできます。
転職しなくても、ダブルワークでやりたい仕事をすることもできる。
せっかく働くなら、
『仕事がしたくて、月曜日が待ち遠しい。』
そんな仕事に就きませんか?
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