既卒は就職できないは嘘!内定を得るために今やる4つのこと

若い男性既卒・第二新卒(就活エージェント)

『既卒になると正社員で就職するなんて無理だよ』

『既卒を相手にしてくれる企業なんてほとんどないよ』

こんな話しを聞いて、「既卒では就職できないのかな・・・」と不安になっていませんか?

 

惑わされないで、既卒だから就職できないなんて嘘です。

これは既卒の就職率をみても明らかなこと。

 

ですが、既卒での就活の難しさはあります。

 

もしかしたら、いま既卒で就活をしていて、

  • 新卒の時と比べて面接がなかなか通らなくて、辛さを感じている人
  • 応募しても応募しても内定がもらえず、就職するのをあきらめかけている人

もいるかもしれませんね。

 

でも大丈夫。

4つのポイントをおさえて就活することで、就職できる可能性を上げることができます。

どれもすぐにできることなので、ぜひやってみてくださいね。

 

既卒は就職できない?就職率から見える事実

 

マイナビの調査結果(2019年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査)によると既卒者の就職率は43.3%。現役学生(新卒)と比べると約半分(新卒は82.6%)と厳しい結果です。

 

それでも、半数近くの既卒者が内定をもらっているので、就職できないというのは嘘。実際は就職できる可能性は十分あります。

 

出典 2019年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査

 

なかには「既卒で就職できる可能性は半々かぁ・・・」と、ちょっとがっかりしている人もいるかもしれません。

実は、この就職できる可能性をもっと上げる方法があります。それは、のちほど説明しますね。

 

既卒は就職できないは嘘!成功者たちの体験談

 

既卒で就職できた人たちは、どんな就活をしたんだろう?と思いますよね。

ここでは3名の方の体験談を紹介していきますね。

内定辞退して既卒で就活、安心して働ける企業へ就職!

人と関わることが好きで、販売職の企業から内定をもらっていたAさん。

入社前アルバイトで社員同士の雰囲気が悪いことに不安を感じて、卒業間近に内定を辞退してしまいます。

 

既卒として就活するも販売職は避けていましたが、キャリアコーディネーターに紹介してもらった販売職の企業は、説明会の印象から人の良さを感じ、応募を決意。

面接では内定を辞退した理由を話し、Aさんが不安を感じている点を企業側と十分確認しあったうえで内定をいただけたそう。

 

体験談を読むと、いまの職場がとても楽しそうで、最初に目指していた仕事を一度の失敗であきらめなくて良かったということが伝わってきます。

参考 【就職Shop】新卒時の内定辞退から卒業後のリスタート!

 

既卒になって2年目。ブランクがあっても2週間で内定獲得!

大学を卒業してから就職せずに2年たってしまったUさん。ブランクがあるので正社員は難しいと思っていたそう。

 

ところがキャリアコーディネーターから、希望する職種をいくつも紹介してもらえ、面接対策や応募書類も細かくアドバイスを受けたところ、新卒の時に苦戦していたのが嘘のようにたった2週間で内定をもらえました

 

ブランクがあっても、きちんと準備して選考にのぞめば正社員になれるんです!

参考 【就職Shop】2週間のスピード内定!やりたかったことを仕事にできました。

 

公務員を断念、失敗続きの就活が好転した理由

公務員試験に3年間チャレンジするも叶わず、民間企業への就活を始めたKさん。

実家から通えるという条件で企業を探し応募しますが、面接から先にすすめません。

 

キャリアカウンセラーに、焦る気持ちで続けている就活を止めて、働く目的を見つめなおすことを勧められます

公務員になりたかったのは安定を求めたわけではなく、社会貢献への思いからだったことに気づき、その軸で企業を探し応募したところ、ほどなくして就職が決まります。

 

働く軸を見つけた後の面接は、それまでの面接とはまったく手応えが違ったそう。

焦って条件だけで就活をしないこと、自己分析の大切さを感じるエピソードですね。

参考 【いい就職ドットコム】公務員試験失敗後の就活エピソード

 

既卒で就職するためにやる4つのこと

 

マイナビの調査結果によると、先輩既卒者は次のようなことに大変さを感じています。

  • 既卒者募集をしている企業が探しづらい(40.1%)
  • 既卒者の募集が少ない(45.0%)
  • 既卒として就職活動をしている理由を聞かれる(49.9%)
  • 既卒者としての活動の仕方が分からなかった(46.1%)

 

出典 2019年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査

 

どれも既卒ならではの大変さですよね。どうしたら楽になるのか、その対策を説明していきます。

この4つの対策をすることで、就職できる可能性を上げることができますよ。

 

既卒者募集をしている企業が探しづらいことへの対策

既卒でも、新卒の就活で利用していた就活サイトを利用できます。

ですが、新卒向けの就活サイトでは、既卒を受け付けていない企業もたくさんあります。

 

例えばマイナビで調べてみると、既卒を受け付けている企業は新卒の6割もありません(55%ほど)。

既卒がエントリーできる企業を探すのに苦労するのは当然です。

新卒26,845社
既卒可15,115社

※2020年7月末時点

 

それに、新卒向けの就活サイトで募集している企業は、新卒を採用したいのが本音。既卒はどうしても不利になりがちです。

 

新卒向けの就活サイトだけでなく、既卒向けの就活サイト・就活エージェントにも登録するようにしましょう。

 

既卒者の募集が少ないことへの対策

既卒向けの就活サイト・就活エージェントを利用しても、新卒の就活とくらべて希望にあう企業が少ないと感じるでしょう。

 

希望する業界・職種だけにこだわらず、視野を広げて幅広くエントリー(応募)するようにしましょう。

 

例えば、語学力を活かせる仕事がしたいと「海外営業職」を志望しているなら、「海外メーカーの商品を扱っている企業の国内営業職」にも視野を広げてみるという感じで。

 

既卒として就職活動をしている理由を聞かれることへの対策

面接を受ける前までに、「既卒として就職活動をしている理由」への答えを用意しておきましょう。

 

ここで大切なのは、言い回し。

「既卒として就職活動をしている理由」を印象よく伝えられる話しの流れ、言葉を意識しましょう。

 

自分で考えてもどうしてもネガティブな言い回しになってしまうという方は、プロの知恵をかりましょう。

 

例えば、就活エージェントの「リクらく」のサイトに既卒になった状況別の回答例が載っていました。ぜひ参考にしてくださいね。

「リクらく」は、20代の既卒・第二新卒などの就職支援を行っている就活エージェントです。内定率94%!
公式サイト リクらく

 

既卒者としての活動の仕方が分からないことへの対策

既卒の就活も、基本的な流れは新卒の就活と同じです。内容や対策が「新卒」と「既卒」では変わるだけ。

 

変わるところは

  • エントリー(応募)する企業は、既卒者が応募できるところを選ぶ
  • 面接では既卒ならではの質問をされるので、答えを用意しておく
など。

 

 

既卒の就活は、新卒の時とくらべて情報が集まりにくいです。1人で情報をあつめて、対策をとるのは大変。

 

1人で就活しないで、就活のプロ(就活エージェント)の助けを借りましょう

 

既卒向け就活エージェントって何?

 

就活サイトは利用したことがあっても、就活エージェントは利用したことがないという方もいると思うので、就活エージェントについて簡単に説明しておきますね。

 

既卒向け就活エージェントとは、既卒者の就職活動をサポートしてくれるサービス。基本的に「無料」で利用できます。

 

具体的には、次のようなサポートをしてもらえます。

  • 希望にあう、既卒を受け付けている企業を紹介してもらえる
  • エントリーシートの添削や、面接対策をしてもらえる
  • 就活への不安や相談にのってもらえる
 

就活エージェントの担当者は、

  • あなたが志望する業界・職種の企業(仕事)
  • 志望業界・職種とは違うけれど希望にあう仕事
  • 適性にあう仕事

を紹介してくれるので、自分で探すよりも簡単に希望に合う仕事を見つけることができます

 

企業の紹介だけでなく、エントリーシート(応募書類)の添削や、既卒の面接でよくある質問への対策・模擬面接などもしてもらえます。

「既卒として就職活動をしている理由」の不利にならない答え方(言い回しなど)も一緒に考えてもらえますよ。

 

就活エージェントのキャリアアドバイザーは、色々な相談にものってくれます。

  • 自己分析ってイマイチよく分からない、どうやるの?
  • 卒業して3年目。ぎりぎり既卒の自分でも就職できる?
  • 文系出身だけれど、営業職はイヤ。ITエンジニアって目指せる?

など、こんなことを聞いてもいいかな?ということも相談して大丈夫。

 

マイナビの調査結果では、既卒者の就職率は43.3%でした。

就活エージェントの中には、就職率80%以上というところもあります。

1人で就活するより約2倍の成功率になるということ。プロの力を借りるって、すごいんです。

 

既卒向けの就活エージェント

 

就職率が高いの就活エージェントと、体験談で紹介した方が利用していた就活エージェントを紹介するので、参考にしてくださいね。

 

リクらく

カウンセリング実績 2万人以上、内定率94%!という既卒・第二新卒向けの就活エージェントです。

 

リクらくで紹介される求人の中には、面接1回で内定が出るところもあり、1週間で正社員になれることも。

 

応募書類の添削や面接の練習など手厚くフォローしてもらえることもあり、リクらくで就活をした人の95%が、「友達におすすめしたい就活サービス」と答えているそう!

 

公式サイトでは、既卒の就活に関するノウハウも公開されているので、のぞいてみてくださいね。

 

対象職種・業界全職種
保有求人数(企業数)1,200件
(東京・千葉・神奈川・埼玉の企業中心)
特徴内定率94%!
全企業訪問取材
店舗の場所六本木
(電話または対面)
面談(受付)時間9時から22時
公式サイトリクらく

 

いい就職ドットコム

体験談で紹介した方が利用していた就活サイトで、就活支援サービスもあります。

 

サイト上で気になる企業(求人)を選んで就職支援サービスを受けられる点が、他ではあまりないサービスです。

求人は、店舗がある地域の企業が中心ですが、全国のものが揃っているようです。

 

登録しておくことで面談確約オファー(書類選考免除)を受けられる「アッテミオファー」というサービスもあります。

まずは、気になる求人があるか、サイトをチェックしてみてくださいね。

 

対象職種・業界全職種
保有求人数(企業数)5000件以上
特徴サイト上で気になる企業(求人)を選んで相談できる
面談確約オファーを受けられる「アッテミオファー」
全企業訪問のうえ、ブラック企業の求人を独自基準で除外
店舗の場所東京、大阪、名古屋
※WEB面談・電話面談も可能
面談(受付)時間平日の9時から18時
公式サイトいい就職.com

詳細 いい就職ドットコムの特徴・利用するメリットや注意点を解説

 

就職Shop

体験談で紹介した方が利用していた就活エージェントで、大手人材紹介会社であるリクルートが運営しています。

 

求人数が多いので、他の就活エージェントでは希望する条件の仕事が無かったとしても、就職Shopにならあるかもしれません。(中小企業の求人が中心です)

 

書類選考免除で受けられ、面接対策も丁寧に対応してもらえます。

体験談を読んでみると、短期で決まっている人が多く、応募から1週間で内定を獲得している人も!

 

基本的には希望にそった求人を紹介してもらえますが、希望する職種に就くのが難しい場合は現実的な提案(就職確度が高い職種の紹介)をされることもあります。

 

対象職種・業界全職種
保有求人数(企業数)10,000社以上
特徴書類選考免除
全企業訪問取材
店舗の場所銀座、新宿、北千住、立川、横浜、
千葉、大宮、大阪、京都、神戸
栃木、群馬、茨城
※新型コロナウィルス対策としてオンライン対応中
面談(受付)時間平日の10時から18時半
公式サイト就職Shop

詳細 就職Shopの特徴・利用するメリットや注意点を解説

 

DMM WEBCAMP

新卒の就活でIT業界を目指していたけれど、内定がとれなかったという方もいますよね。

既卒でもエンジニアを目指したいという方におすすめなのが、プログラミングのスキルを学んでから就活する方法

 

プログラミングを学んでからなんて、何年もかかるイメージがあるかもしれませんが、探してみると3ヶ月程度で学べるコースもたくさんあります。

 

DMM WEBCAMPは、就職保証付きプログラミングスクールとして人気で、就職・転職成功率98%

 

初心者でもわかりやすいテキストと、実務で使われているツールや開発の仕方(チーム開発など)を学べる授業が好評です。

プログラミング学習の受講料はかかりますが、就職支援のサービスは無料で受けられます。

 

就職支援では、自己分析、企業の紹介、エントリーシートの添削・面接対策など就活エージェントと同じサポートが受けられます。

 

対象職種・業界IT業界(プログラマ・SE)
保有求人数(企業数)300件以上
特徴就職・転職成功率98%
3ヶ月でエンジニアの基礎となるプログラミングスキルが身につく
スクールの場所東京(新宿)、大阪(難波)
※オンライン完結で受講可能
公式サイト【DMMWEBCAMP】

詳細 DMM WEBCAMPの特徴・料金・転職支援の情報など詳しく解説

 

まとめ

既卒者の就職率は43.3%。既卒が就職できないなんて、嘘なんです。

 

卒業間近に内定辞退をして既卒になってしまったとしても、既卒になって2年目、3年目だとしても、就職に成功している人はいます。

 

ですが、新卒に比べて既卒の就職率は半分程度と、厳しいことも事実。

 

次のような対策をとって、就職できる可能性を上げていきましょう。

  • 既卒向けの就活サイト・就活エージェントにも登録する
  • 視野を広げて、幅広くエントリー(応募)する
  • 「既卒として就職活動をしている理由」を印象よく伝える
  • 1人で就活しない(就活のプロの助けを借りる)
 

就活エージェントの中には、就職率80%以上というところもあります。

1人で就活するより約2倍の成功率になるということ。プロの力を借りるって、すごいんです。

 

心ない嘘になんか惑わされず、正社員を目指しましょう。

 

 

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