29歳未経験でITエンジニアは手遅れ?転職を成功させる3つのコツ

デスクトップパソコンITスキル(プログラミングスクール)

IT業界に興味があっても、「29歳で、いまから未経験の業界なんて転職できるの?」「スキルもないし」と迷っていませんか?

「転職してみてITエンジニアが合わなかったらどうしよう・・・」という不安もありますよね。

 

私はIT企業に勤めていて、30代前半の未経験者も採用したことがあるので、29歳なら転職できる可能性は十分あると思っています。

未経験からの転職をサポートしているエージェントや、プログラミングスクールを20社ほど調べてみましたが、29歳で転職している人ももちろんいました。

 

この記事では、

  • 29歳でITエンジニアに就職した人の体験談
  • ITエンジニアへの転職を成功させるコツ

を紹介していきます。

 

29歳なら十分チャンスがあります。

こちらで紹介するコツを参考に、チャレンジしてみてくださいね。

 

29歳・未経験でもITエンジニアに転職できる?

29歳・未経験でITエンジニアに転職した人達

どんな人たちが転職できているのか気になりますよね。

29歳・未経験でITエンジニアとして転職した人たち4名の体験談を紹介しますね。

営業職からプログラマーに転職!

営業職だったYさん(男性)。将来性のあるスキルを身に付けたいとエンジニアへの転職を目指します。

 

無料動画の学習サイトなどで勉強を始めますが、平日は仕事が忙しくて勉強時間がとれず、土日に頑張ろうと思ってもなかなか続きません。

そこで会社を辞めることを決意。転職保証のあるプログラミングスクールに通いプログラマーへの転職に成功!

技術的なキャッチアップに苦しみつつも、楽しく働けているそう。

参考 【DMM WEBCAMP】自分で稼ぐ力をつけるため、新卒5年目の営業マンがエンジニアに転職!

公式サイト 【DMMWEBCAMP】

事務職からプログラマーに転身!

住宅メーカーの事務職だったHさん(女性)。仕事で、Iot(家電など様々な「もの」がインターネットにつながり、制御できる仕組み)の資料を作ったことがきっかけでプログラマーへの転職を目指します。

 

3ヶ月ほどプログラミングを学び、希望していたWeb系の自社開発企業に転職!

転職活動では面接対策に力をいれて、色々な質問に対して答える練習や、模擬面接なども受けたそう。

体験談を読むと、これからの仕事にワクワクしていることが伝わってきます。

参考 【プログラマカレッジ】事務職からプログラマーに転身!

※20代、正社員経験1年以上、首都圏勤務希望の方が対象です。

販売員からインフラエンジニアに転職!

販売員だったKさん(男性)。業界の先行きに不安を感じて大学時代に興味をもっていたIT業界への転職を考えるようになります。

29歳・未経験でそのまま受けても採用は無理だろうと考え、就職支援のあるITスクールに通い、転職に成功!

入社して2年目、責任ある仕事を任されてきて、やりがいと充実感を感じている様子。

参考 【エンジニアカレッジ】29歳 一からエンジニアを目指して上京

公式サイト エンジニアカレッジ

営業職からインフラエンジニアに転職!

営業職だったOさん(女性)、激務から体調を崩し退職することに。体調が戻るまでとアルバイトで生活していましたが、このまま30歳になっていいのか?と迷いエンジニアを目指すことにします。

 

有料のITスクールは経済的に厳しかったので、無料のITスクールを選び勉強することに。はじめは不安でしたが、勉強していくうちに手応えを感じるようになります。

転職活動では、5社ほど面接をうけて、2社から内定を獲得!

入社した会社で1人前になることを目指して、いまもスクールで学んだことを日々復習しているそう。

参考 【エンジニアカレッジ】30歳手前で技術職への転職にいきついた

公式サイト エンジニアカレッジ

コロナ禍でも就職できる?

未経験からのITエンジニアへの転職に、コロナショックの影響がどのくらい出ているのか不安になっている人も多いですよね。

 

未経験からのITエンジニアの就職につよいプログラミングスクールのテックキャンプによると、IT業界ではエンジニア不足の状態は変わっていないので、未経験でも十分就職できているという結果がでています

  • IT業界の求人倍率はコロナ禍でも8倍以上(一人当たり8社の就職先が選べる計算ですね)
  • テックキャンプを利用しての就職成功率は、コロナ禍でもコロナ前とほぼ同じ就職成功率(90%以上の成功率)を達成

 

不安はたくさんあると思いますが、29歳・未経験でもITエンジニアとして就職できる可能性は十分あるので、転職成功を目指してがんばりましょう。

 

29歳・未経験でITエンジニアへの転職を成功させるコツ

具体的にどう転職活動をすすめればいいの?と思いますよね。

 

29歳・未経験でITエンジニアを目指すときのコツは、次の3つ

  • ITエンジニアになりたい理由を説明できるようにしておく
  • ITエンジニアの中で、未経験者が転職しやすい職種を選ぶ
  • 未経験者でも採用されやすい転職方法を選ぶ
 

ITエンジニアになりたい理由を説明できるようにしておく

面接で意外に上手く伝えられないのが「ITエンジニアになりたい理由」。

新卒の就職活動なら「興味があるから」という理由でも採用してもらえますが、転職の場合はなかなか内定まで至りません。

興味をもったきっかけ、目指したいエンジニア像などをストーリーとして話せるように準備しておくと説得力があがりますよ。

 

ITエンジニアの中で、未経験者が転職しやすい職種を選ぶ

ITエンジニアと一言でいっても、仕事の内容(職種)は様々。経験者でないと難しい職種、未経験でも応募できる求人が多い職種と別れています。

 

例えば、大手転職サイトのリクナビネクストでITエンジニアの求人をみると、次のような感じです。

職種総求人数未経験歓迎
システムコンサルタント・システムアナリスト・プリセールス54752
システム開発(Web・オープン・モバイル系)1751262
システム開発(汎用機系)4514
システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)743140
パッケージソフト・ミドルウェア開発13618
ネットワーク・サーバ設計・構築(LAN・WAN・Web系)51660
通信インフラ設計・構築(キャリア・ISP系)52
運用・保守・監視・テクニカルサポート353106
社内SE・情報システム62362
研究・特許・テクニカルマーケティング23114
品質管理303

参考 リクナビNEXT

 

仕事のイメージが付かない職種名もあるかもしれません。

未経験でつく仕事のイメージとしては、

  • 「開発」とついている職種はプログラマー
  • 「構築」や「運用」とついている職種はインフラエンジニア
  • 社内SEはヘルプデスク(社内のパソコン対応)
  • 品質管理はテストエンジニア(テスト専門職、ゲーム業界などで多い)

という感じです。

インフラエンジニアとは、ITサービスの基盤となる仕組みを作り・運用するエンジニアです。
例えば、Webサービス(ネットショップなど)が動くための環境を準備したり、運用を監視したりします。
パソコンなどの機械関係が好きな方にも向いています。
 

未経験歓迎の求人数が多いのは、

  • システム開発(Web・オープン・モバイル系)
  • システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)
  • 運用・保守・監視・テクニカルサポート
なので、プログラマーとインフラエンジニアの職種が多いですね。

 

ITエンジニア=プログラマーのイメージが強いかもしれませんが、プログラマーだけでなく、興味が持てそうならインフラエンジニアの仕事も含めて求人を探すとチャンスが広がります

 

未経験者でも採用されやすい転職方法を選ぶ

転職活動といえば、転職サイトや転職エージェントを利用する方法を思い浮かべる人が多いと思います。

一番手軽に始められるのは、先ほど紹介したリクナビネクストのような転職サイトを利用することですが、

  • 経験者も同じタイミングで応募するので、未経験者は不利になりやすい
  • 職務経歴書や面接対策などを自分でやらなければいけないので、選考に通りにくい
というデメリットがあるので、あまりおすすめしません。

 

29歳・未経験でも、ITエンジニアとして就職しやすい転職の方法は、こちらの2つ。

  • 就職支援付きITスクールを利用する
  • 未経験でも応募できる求人が多い転職エージェントを利用する

詳しくはこの後、解説していきますね。

 

29歳・未経験でもITエンジニアになれる転職方法

就職支援付きITスクールは、プログラマーかインフラエンジニアのどちらになりたいか決まっていて、必要なスキルを身に付けてから転職したい方におすすめです。

 

転職エージェントは、できるだけ早く転職したい(スキルを学んでいる期間を省きたい)方や、どの職種が自分に合っているのか不安な方におすすめ。キャリアアドバイザーがあなたに合う職種を一緒に考えてくれるでしょう。

 

それぞれ詳しく説明していきますね。

就職支援付きプログラミングスクールを利用する

未経験からITエンジニアとして転職できる可能性が一番高いのが、就職支援付きのITスクール(プログラミングスクールなど)を利用する方法です。

 

普通のITスクールとの違いは、

  • 実際の仕事に役立つカリキュラム(授業の内容)になっている
  • スキルを学ぶだけでなく、就職活動のサポート(就職支援)もしてくれる

 

スキルを学ぶ大変さや期間はかかりますが、就職支援付きのITスクールでは転職成功率が90%以上のところもあります。

スキルを学ぶ期間はITスクールによって違いますが、1ヶ月から3ヶ月くらいのところが多いです。

 

就職支援では、求人の紹介、職務経歴書や面接対策など転職エージェントを利用する場合と同じサービスを受けられます

紹介される求人は、未経験者を採用する意欲のあるITエンジニアの求人のみですし、ITスクールへの信頼もあるので、転職サイトから応募するより内定がでやすいです。

 

入社後のことを考えても、何もスキルが無いより基礎的なスキルが付いているほうが早く仕事に馴染めます

せっかく苦労して入社したのに、仕事についていけず短期で辞めてしまうというリスクを減らすこともできます。

 

ITスクールは

  • プログラマーを目指すプログラミングスクール
  • インフラエンジニアを目指すエンジニアスクール
のように目指す職種によってスクールやコースが分かれています。カリキュラムをよく確認して、自分が目指すエンジニアにつながるITスクールを選びましょう

 

参考までにおすすめのITスクールをいくつか紹介しますね。

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、プログラマーになりたい方向けの就職支援付きプログラミングスクールです。

転職成功率98%

 

29歳なら転職保証(転職できなかったら受講料を全額返金)をしてもらえます。転職向けのコースが3つほどあり、短期集中コースと就業両立コースに転職保証が付いています

 

私の会社に入社した人も利用していて、「他のプログラミングスクールより本気度が高かった」と評価が高く、授業で受けた内容が実際の仕事にも役立っているそう。

就職実績をみるとDMMグループだけでなく、いま人気のWeb系IT企業の名前も多いです。がんばり次第で憧れの企業への就職も叶うかもしれません。

 

短期集中コースは短期間に集中して学ぶコースなので、仕事を辞めている方(辞めて学ぼうと思っている方)など日中に十分時間を作れる方におすすめします。

就業両立コースは、いまの仕事を続けながら(働きながら)プログラミングを学び、転職を目指す方向けのコースです。

この他に、人気のAI(Python)も学べる専門技術コースがあります。

プログラミングスクール
コース名
DMM WEBCAMP
短期集中コース
受講スタイルオンライン
[質問可能時間:13時~22時※]
※基礎、チーム開発などフェーズにより異なる
言語などRuby/Rails(Ruby on Rails)
スクールの場所東京(新宿)、大阪
公式サイト【DMMWEBCAMP】

詳細 DMM WEBCAMPの特徴・料金・転職支援の情報など詳しく解説

 

専門技術コースは、教育訓練給付制度を利用すれば受講料の最大70%!が戻ってくるお得なコースでもあります。2年以上勤めていれば利用できる可能性があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
詳細 専門技術コースの特徴・料金・転職情報など詳しく解説

 

テックキャンプ

テックキャンプもプログラマーになりたい方向けの就職支援付きプログラミングスクールです。転職向けのコースは、エンジニア転職コースになります。

転職成功率99%と高く、転職保証も付いています。

 

教室のあるプログラミングスクールですが、オンライン完結(教室に通わずに)で受けることもできます。

受講スタイルが「平日短期」「夜間土日」と別れているので、働きながら転職準備をしたい方も利用しやすいと思います。

 

就職実績をみると、知名度の高い企業の名前が並んでいます。がんばり次第で憧れの企業への就職も叶うかもしれません。

プログラミングスクール
コース名
テックキャンプ(TECH CAMP)
エンジニア転職(旧 TECH::EXPERT)
受講スタイル通学・オンライン併用/オンライン完結(選択可能)
[教室利用時間:平日10時~22時、休日11時~22時]
※受講スタイル(平日か、夜間土日)によって利用可能時間が変わります
言語などRuby/Rails(Ruby on Rails)
スクールの場所東京(渋谷)、大阪、名古屋、福岡
公式サイトテックキャンプ(エンジニア転職)

詳細 エンジニア転職の特徴・料金・転職支援の情報など詳しく解説

 

エンジニアカレッジ

エンジニアカレッジは、インフラエンジニアを目指す人向けの就職支援付きITスクールです。

 

インフラエンジニアが使う機器は特別なものが多いのですが、その機器を実際に使いながら実習できるのがメリットです。

20代(職歴1年以上)の首都圏で就職希望の方なら無料で受けられます。

ITスクール
コース名
エンジニアカレッジ
受講スタイル通学
※新型コロナウィルス対策としてオンライン実施中
言語などLinux、ネットワークなど
スクールの場所東京
公式サイトエンジニアカレッジ

詳細 エンジニアカレッジの特徴・利用するメリットなど詳しく解説

 

就職支援があるプログラミングスクールは、こちらでも紹介しているので参考にしてください。

 

未経験でも応募できる求人が多い転職エージェントを利用する

就職支援付きITスクールのようにスキルを学ぶ期間がない分、早く就職できる可能性があるのが、転職エージェントを利用するメリットです。

 

ITスクールは、プログラマー向け/インフラエンジニア向けとスクールが分かれていますが、転職エージェントは両方の求人を扱っているところが多いので、どちらの職種があなたに合うのか客観的にアドバイスしてもらえます

 

転職エージェントでは、職務経歴書や面接対策などもしてもらえるので、自分ひとりで転職活動をするより内定がもらいやすくなります。

 

デメリットは、採用される可能性の高い求人を優先して紹介されることも多いので、今と同じような仕事を紹介されてしまい、希望しているITエンジニアの求人の紹介が少ない場合もあります。

 

29歳で未経験のITエンジニアを目指すのであれば、IT系に強いもしくは20代専門で未経験でも応募できる求人を多く扱っている転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

 

ウズキャリIT

ウズキャリITは、未経験からSE・プログラマー、インフラエンジニアを目指している方専門の就職サポートです。

ウズキャリ自体がIT系の求人を多く持っているエージェントなのですが、ウズキャリITは就職サポート以外にも、ITスキル(プログラマー、インフラエンジニア向け)の基礎が学べる学習コンテンツを利用できるのが特徴です。

 

私がいいなと思っている点は、独自の基準でブラック企業の求人を排除している点。IT業界はブラック企業が多いと言われている業界でもあるので、安心できる企業だけを紹介してもらえるのは、すごくいいと思います。

 

就職率86%定着率96.8%と高く、何よりもあなたが働き続けられること(定着率)を大切に求人を紹介してくれる転職エージェントです。

対象職種・業界IT業界
保有求人数(企業数)(参考 ウズキャリ)1500社以上
特徴全企業訪問のうえ、独自基準でブラック企業を除外
店舗の場所新宿、大阪、名古屋、福岡
※近くに店舗がない場合は、電話・Skype面談で利用が可能
面談(受付)時間平日の9時から19時
公式サイトウズキャリIT

詳細 ウズキャリの特徴・利用するメリットや注意点を解説

 

就職Shop

大手人材紹介会社であるリクルートが運営している就職Shop。

就職Shopは、そこまでIT業界に強いというわけではないのですが、未経験でも応募できる求人が多く書類選考免除で受けられるので、短期間で就職できる可能性が高いんです。

体験談を調べてみると、応募してから2週間程度で決まっている人もいて、ちょっと驚きました。

 

すべての企業を訪問取材した上で求人を紹介してくれるので、研修制度が整っていて、安心して働ける企業を紹介してもらえます。

対象職種・業界全職種
保有求人数(企業数)10,000社以上
特徴書類選考免除
全企業訪問取材
店舗の場所銀座、新宿、北千住、立川、横浜、
千葉、大宮、大阪、京都、神戸
栃木、群馬、茨城
※新型コロナウィルス対策としてオンライン対応中
面談(受付)時間平日の10時から18時半
公式サイト就職Shop

詳細 就職Shopの特徴・利用するメリットや注意点を解説

 

ワークポート

ワークポートは、IT業界に強い転職エージェントです。営業力があることで知られ、未経験からIT業界への転職も多く手掛けています。

少し強引なところがあるのが難点ですが、求人は大手からベンチャー企業まで豊富にもっています。

関連サービスで、無料のITスクールも運営しています(プログラマー、インフラエンジニア向け)
対象職種・業界全職種
保有求人数(企業数)
特徴IT業界に強い
拠点(場所)東京、埼玉、横浜、千葉、
名古屋、大阪、京都、神戸、
岡山、広島、福岡、
仙台、札幌、小倉、
ソウル(韓国)
面談(受付)時間平日は20時半開始まで
土日も可(要希望)
(電話面談も可能)
公式サイトワークポート

 

まとめ

体験談を調べてみると、29歳から未経験でITエンジニアとして就職・転職している人はいるので、手遅れということはありません。

 

29歳・未経験でITエンジニアを目指すときのコツは、次の3つ

  • ITエンジニアになりたい理由を説明できるようにしておく
  • ITエンジニアの中で、未経験者が転職しやすい職種を選ぶ
  • 未経験者でも採用されやすい転職方法を選ぶ
 

転職サイトや転職エージェントでも転職することはできますが、成功率や入社後の仕事への馴染みやすさ・続きやすさを考えると、就職支援付きITスクールを利用するのがおすすめです。

 

30歳になるとITエンジニアへの道は、29歳の今よりもぐっと狭くなってしまいます

自分も就職できるかな?と不安なら、プログラミングスクールの無料相談(説明会)で、自分と似たような人が就職できているのか聞いてみましょう。

(無料説明会で強引な勧誘をされることはないので、安心してください。)

無料相談(説明会)の申し込みは、各プログラミングスクールの公式サイトからできます。

 

 

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