30代、40代の転職で不安に思うことの一つに、いまの年収を維持・超えるような仕事に就ける?というのがありますよね。
転職はしたいけれど、年収が下がるのは避けたい。
年収が1000万をこえるような求人は、一般的な転職サイトや転職エージェントにはないことが多いので、求人を探しているなかで満足できる年収の求人が見つからず、あきらめてしまう人もたくさんいます。
そうならないためには、年収1000万の求人をあつかっている転職エージェントや転職サイトを利用することが大事です。
年収1000万以上の転職を成功させるための転職エージェントを選ぶポイントや、利用するときのコツ。年収1000万以上の求人がある転職エージェント、転職サイトを紹介します。
転職エージェントを選ぶポイント・利用のコツ
転職エージェントのコンサルタントから見た『年収1000万以上の転職の実態』に、次のようなことが書かれていました。
・転職に成功している人の多く(52%)は、「採用企業の課題を分析し、自分が貢献できる点を伝えている」。
・年収1000万以上の転職活動が苦労するのは、「経験を活かせるポジションの求人」「希望する年収・待遇を満たせる求人」が少ないから。
・年収1000万以上の転職の8割は、転職エージェントのスカウトやハンティングで決まる。
これを踏まえて、転職エージェントを選ぶポイントや、利用するときのコツを見ていきたいと思います。
転職エージェントを選ぶポイント
「高年収の求人が多い」ことはもちろんですが、「求人企業の実情に詳しい」ことも、転職エージェントを選ぶときのポイントです。
年収1000万などの高年収向けの求人は、企業が抱えている経営課題を解決できる人(管理職やスペシャリストなど)向けになります。
「採用企業の課題を分析し、自分が貢献できる点を伝えるため」には、採用企業(求人企業)の経営課題・求人が出された理由や背景などの情報がなければ難しいですよね。
また、管理職として転職するときには、次のようなことも気になると思います。
- 会社の方針や価値観などが合うか
- 成果を出せる環境であるか(部下になる人など)
実際に企業を訪問して具体的な話しを聞いている(ただ求人票をもらってきているだけではない)、企業の内情に詳しい転職エージェントである。管理職やハイキャリアの求人を専門で扱っている、もしくは扱う部署があるといいでしょう。
転職エージェントの利用のコツ
転職エージェントを利用するコツとしては、次の2つがあるでしょう。
- 複数の転職エージェントを利用する
- 転職サイトでエージェントからのスカウトを受ける
企業の抱えている課題を解決できる具体なスキルや経験を要求されることが多いので、自分の経験やスキルにあう(採用される確率が高い)求人となると限られます。
1つの転職エージェントだけで見つけるのは難しいので、複数の転職エージェントを利用したほうがいいでしょう。
ビズリーチを立ち上げた南さんは、希望する求人を求めて27人もの転職エージェントのコンサルタントと会ったそうです。
1社、2社利用しただけで、希望する求人が見つからないとあきらめるのは早すぎるということです。
ですが、自分にあう求人があるか分からないのに、たくさんの転職エージェントと会うのは大変ですよね。
ハイキャリア層向けの転職サイトのスカウトサービスを使い、転職エージェントに経験やスキルに合う求人をピンポイントで提示してもらうのも効率よく求人を探す方法です。
年収1000万求人のある転職エージェント
ハイキャリア層向けの求人を扱っている転職エージェントや、転職サイトを紹介します。
管理職の転職や、外資系企業の転職に強い転職エージェントです。
オリコン顧客満足度ランキングのハイクラス・ミドルクラス転職で、3年連続1位に選ばれているほど、利用満足度の高い転職エージェントで、転職希望者へのアドバイス力、紹介する求人の質、的確さが好評です。
求人企業に実際に訪問している担当者から求人を紹介してもらえるので、企業の社風や経営者の人柄、事業への熱意など、とても詳しく聞くことができます。
求人数はリクルートエージェントほどではありませんが、応募したい求人はJACリクルートメントのほうが多かったという口コミも結構ありました。
個人的には、求人紹介の時点で一つ一つの求人について詳しく説明してもらえたおかげで、応募するかどうかの判断がしやすかった点がよかったです。
公式サイトはこちら
JACリクルートメント
業界No1といわれる転職エージェントです。
管理職や、グローバル人材の転職にも強いと言われています。
リクルートエージェントの特徴は保有求人の多さ、他の転職エージェントでは求人が少ない業界や業種も、リクルートエージェントならあると言われています。
サポート期間が3か月と少し短いですが、求人数が多くどんどん応募できるので、短期で転職したいという方なら十分な期間だと思います。
※選考中の求人があれば、サポート期間は延長されるので安心してください。
利用したときの印象は、紹介される求人に一部上場企業や大手企業が多く、今より上の規模の企業を目指したいなら登録は必須だなと感じました。
公式サイトはこちら
リクルートエージェント
管理職やハイクラス転職のイメージは薄いかもしれませんが、2022年のオリコン顧客満足度ランキングのハイクラス・ミドルクラス転職で、3位に選ばれるなど、ハイクラスの転職でも評価が高いエージェントです。
社内にハイキャリアの求人を開拓する専門チームがあり、精査したうえで質のいい求人を紹介しているそうです。
希望にあう求人に絞って紹介する方針とのことで、紹介される求人に的外れなものが少ないのもいい点です。
求職者の希望にこたえる親身なサポートが好評で、JACリクルートメントやリクルートエージェントと比べて、利用しやすいと感じている人も多いようです。
個人的には、面接の前に企業側が選考で重視している点や他の応募者の不採用理由などを、企業担当者から直接教えてもらえたおかげで、しっかり面接対策ができた点がよかったです。
公式サイトはこちら
転職エージェントのパソナキャリア
Spring(アデコ)転職エージェントはスイスに本社を置き、60以上の国と地域に展開している世界的な人材サービス企業です。
グローバル企業なだけに、外資系転職に強いといわれています。
JACリクルートメントと同様に求人企業を訪問している担当者から求人を紹介してもらえます。
深く信頼関係を築けている企業が多いので、正式募集前(求人票を作り、各転職エージェントに依頼を出す前)に、Spring転職エージェントに情報が入ることもあるそうです。
求人数はあまり多くないので、外資系企業を希望している方か、長期的に(いい求人が出たタイミングで)転職を考えているという方におすすめします。
公式サイトはこちら
Spring転職エージェント
「意外にハイクラス向けの求人がある」という口コミが多いのが、dodaです。
業界No2の転職エージェントで、保有求人数もリクルートエージェントに次いで多く、ハイキャリア専門のキャリアアドバイザー(dodaエグゼクティブ)もいるそうで、質の高いサポートが好評です。
公式サイトはこちら
業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/doda
年収1000万!のキャッチコピーのCMで知られるハイキャリア層向けの転職サイトです。
掲載している求人には提携している転職エージェントのものもあり、転職エージェントからのスカウトも多く、興味のある求人をもっている転職エージェントを探すのにも役立ちます。
転職サイトには珍しく、応募するために利用料(30日間)がかかるのが、デメリットです。
※有料機能を一定期間試せるキャンペーンも用意されているので、ぜひ利用してください。
公式サイトはこちら会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』
リクルートが手掛けるハイクラス向けの転職サイトです。
年収800万以上の高年収求人が中心で、管理職、専門職の求人が数多く紹介されています。
リクルートダイレクトスカウトに登録している転職エージェントを介して求人の紹介、応募を行う仕組みになっています。(企業から直接スカウトが来る場合もあります)
自分にあう求人を、たくさんの転職エージェントから紹介してもらえるので、効率的です。
自分で転職エージェント(担当者)を指名できる仕組みもあるので、信頼できる経歴の担当者にお願いすることもできます。
ビズリーチと比べると求人数は少ないですが、無料で利用できます。
公式サイトはこちら
リクルートダイレクトスカウト
30代、40代のミドル世代を専門にサポートしている転職サイトです。
管理職、スペシャリスト系、外資系企業の求人が多いです。
ビズリーチと比べると求人数は少ないですが、無料で利用できます。
公式サイトはこちら
ミドルの転職 エンジャパン
コメント