リクルートエージェントの体験談、面談や応募はやっぱり強引?

体験談

転職エージェントの王道といえば、リクルートエージェント。
求人数もNo1だし、いい求人が揃っていそう。

利用してみたいと思う反面、口コミを見ると「強引」「とにかく数を応募しましょう」などの評判もあり、申し込むのにちょっと不安もありました。

実際のところ、どんな感じだったのか紹介しますね。

リクルートエージェントの登録と面談準備

リクナビからリクルートエージェントへ登録

リクナビを利用していたので、そこからリクルートエージェントの転職サポートに申し込みました。

申し込み時に「求人志向チェック」というのがあります。
20件くらい求人が表示され、とても興味がある、検討してもいい、興味なしのどれかを答えていきます。

ここで出てくる求人に全部興味なしと答えると、求人を紹介してもらえないと口コミで見たことがあったので、7割くらいは興味あるにしました。

面談の予約が取れたタイミングで、PersonalDesktop(マイページのようなもの)が開設されました。
開設された時点で、求人志向チェックで興味があると答えた求人が、応募可能求人としても表示されていました。

初回面談の予約

登録した翌日に連絡が来なかったので、サポートしてもらえないのかな?とちょっとドキドキしていたのですが、2日目に電話面談の予約案内がメールで届きました。

候補日を3つ選んで返信したのですが、すでにいっぱいでキャリアコンサルタントを調整中という連絡でした。
うーーん、やっぱり混んでいる。

何度かやり取りをして、やっと予約が取れました。

職務経歴書などの提出

担当が決まると、事前アンケートの依頼、職務経歴書のアップ、PersonalDesktopの更新依頼が来ます。

事前アンケートは、次のような内容

  • 転職しようと思ったきっかけ
  • 転職で実現したいこと
  • 希望職種、希望業界
  • 転職活動に際して、不安なこと
  • 転職活動の状況(他社のエージェントを使っているか、選考の状況など)

ちょっと面白いなと思ったのは、5問くらい出された価値観チェック。
チャレンジ精神が強いのか、真面目で堅実なのか。
既成概念にとらわれないのか、秩序を大切にするのか。
といった2つの選択肢の中から、どちらの価値観なのか答えていきます。

面談の中では特に話題にはならなかったのですが、求人紹介の参考にでもするんでしょうかね。

PersonalDesktop は、リクナビに登録しているような内容をもう一度入力させられて、正直面倒でした。
特に職歴が入力しづらくて、3回くらい心が折れかけました。

リクルートエージェントの電話面談と求人

強引さやしつこさはなかった面談

予約した時間ちょうどに電話がかかってきました。
若い声の女性でした。

最初に転職活動の状況を確認され、今回の面談で知りたいことを聞かれました。
その後、希望する職種や条件、職務経歴の確認という流れで、だいたい40分くらいでした。

担当になった方が良かったのか、転職を急がせるような発言はありませんでした。
希望条件なども丁寧に聞いてもらえましたし、キャリアの相談もできました。

業界のことにも詳しくて、職歴の確認のところでは、仕事内容の説明をちょっとすると、「こんな感じですかー?」と向こうから色々話してくれて、「あっ、そうそう、そうです」と話しが早かったです。

こちらが上手く説明できない、ちょっとモヤっとしていることを上手くまとめてもらえて、「そういう風にまとめると、企業側に伝わりやすいんだな」と勉強になりました。

提案やアドバイスが期待していたほどは無かったのが、ちょっと残念。
カウンセリングというよりは、求人を紹介するために必要なことをヒアリングされているというイメージ。

希望はしっかり聞いてもらえたので、次の企業でのキャリアパスのイメージなどは話してもらえました。

 

紹介される求人は大手が中心

電話面談での求人紹介はなく、PersonalDesktopに連絡をもらう形でした。

紹介される求人は、とにかく多かったです。

しかも大手企業が中心。
こんな大手が募集しているんだと、ちょっとテンションが上がります。

感覚的には、紹介された求人の5割は企業名を聞いただけで分かる大手から中堅企業。
残りは、会社の知名度は低いけれど商品名を聞くと分かるような中堅企業でした。

さすがリクルートエージェント、登録したかいがありました。

ただ中には、私の経歴でこの企業の選考に通る気がしないと思うものや、もし入れてもやっていける(結果を出していける)のかなと、応募を躊躇するものもありました。

紹介される求人は、担当のキャリアコンサルタントが選んで紹介してくれる求人と自動マッチングで送られてくる求人の2種類あります。

これがちょっとややこしい。

担当のキャリアコンサルタントが選んでくれた求人は、面談での希望条件にわりと近い求人。
自動マッチングは、いままでの経歴にあった求人が送られてくるので、必ずしも希望のあった求人とは限らない。

新たに紹介される求人がくるとメールでも知らせてくれるのですが、どちらの求人もメールの差出人は担当キャリアコンサルタント名でくるんです。

「あれ?こういう求人は、希望していないって伝えたのに???」と思うと、自動マッチングでの紹介求人だったりしました。

PersonalDesktopで見ると、担当キャリアコンサルタントの推薦なのか、自動マッチングでの求人なのか分かるので、慣れてきたら担当から推薦された求人だけチェックしていました。

強引さも垣間見えた面談後

電話面談中は朗らかムード一色でしたが、面談後の応募アドバイス的メールには強引さも垣間見えました。

  • サポート期間が3ヵ月であること。
  • 内定を勝ち取るまでに応募している求人数が平均15社くらいなので、それを意識して応募すること。
  • 少しでも興味があるなら、多少希望条件と違っていても応募してみること。
  • 面接は場数を踏んでいることで上手くいくことも大きいので、本命の前にいくつか受けられるように応募するのも大事。

口コミで見た「とにかく数を応募すること」「やる気のない転職希望者はサポートしないよ」的に感じるのは、これか!という感じでした。

強引さもあるという評判を聞くと、担当者と合わなかったらどうしようと不安に思う方も多いですよね。
リクルートエージェントは、キャリアコンサルタントの変更も可能です。

初回面談後に、担当のキャリアコンサルタントのマネージャー職の方名義でアンケートメールが届きます。
その中に、事情によっては他の担当に変更することも可能と添えられているので、あまりに合わなかったら担当者を変更してもらいましょう。

面接力向上セミナーが秀逸

「面接力向上セミナー」は2020年9月30日(水)をもって終了しています。とてもいい内容だったので終わってしまって残念です。

 

数を受けただけあり、書類選考が通る求人もいくつかありました。

口コミには、担当者からの面接日程調整の連絡が遅いというものもありましたが、PersonalDesktopにアシスタントの方から連絡が来るなどフォロー体制もしっかりしていたので、不満は感じませんでした。

面接のサポートは、面接力向上セミナーの案内や自己PRなどの相談、模擬面接など希望すれば色々サポートしてもらえます。

私は模擬面接とか苦手なので、面接力向上セミナーだけ参加したのですが、これがすごく良かった。
もしリクルートエージェントを利用されるなら、ぜひ受けることをお勧めします。

 

リクルートエージェント体験談のまとめ

口コミの評価がイマイチだったので登録するのに少し不安もありましたが、利用して良かったというのが素直な感想です。

ただ、いいところがあれば転職したいという方には、「とにかく数をうけましょう」というアプローチは辛いと感じてしまうと思うのでお勧めしません。
がっつり転職活動をするという気持ちになったら登録を申し込むという気持ちでいいと思います。

ですが、転職するなら会社の規模や知名度にこだわりたいという方や、本気で転職を考えているという方には、求人数も多くサポートもしっかりしているのでお勧めします。

公式サイト リクルートエージェント

 

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