担当者によるコメントなど、求人情報の内容が充実しているのが en(エン・ジャパン)の転職サイトです。
CMなども積極的に流していて知名度が上がっているためか、リクナビネクストに続く500万人もの人が会員登録しているそうです。
多くの人が利用している理由や、評判などを調べてみました。
en(エン・ジャパン)の転職サイトの特徴
求人企業の情報量が多い
転職サイトとen(エン・ジャパン)の最大の特徴は、掲載しているすべての企業をエン担当者が取材している点にあります。
普通の転職サイトは、求人企業の担当者や代理店が求人票を記載していますが、エンの場合は担当者がその企業を訪問・取材し、専属のライターの方が求人票を記載しています。
そのため記載内容も統一され、内容も充実しています。
以前勤めていた会社がエンで求人掲載をしたのですが、女性の担当者とカメラマンの方が一緒にきて、社長にインタビューしたり、社員が働いている様子などを写真に収めていました。
また、エン・ジャパンでは「カイシャの評判」という企業のクチコミサイトを運営しているのですが、その情報も求人票と一緒に見ることができます。
私は、応募するときは必ずその企業のクチコミをチェックしているので、わざわざ検索しなくても一緒に見れるのは、とても便利でした。
企業の中には、クチコミに対して企業担当者からコメントを返しているケースもありました。
どういった理由で残業が多いのかや、いい点だけでなく課題として考えている点についてコメントされているケースもあり、企業文化や社風を知る参考になりました。
掲載されている求人は、中小企業が多い印象です。
自分で探すには情報量が少ない中小企業だからこそ、担当者の取材コメントやクチコミの情報を充実させているのかなという印象でした。
豊富な特典があるスカウトサービス
ビズリーチなどにもある面接確約スカウト(書類選考免除)が、エン転職にもあります。
それだけでなく、一次面接免除や、いきなり社長面接など選考関連だけで5種類も。
その他、前給保障(前職の給与保障)や管理職採用など13もの特典が用意されています。
正直、ちょっと多すぎなんじゃないかなと思うのと、実際はどれくらいこの特典のスカウトが送られているのだろうというのは疑問です。
書類選考免除は、登録した職務経歴を見てもらい判断してもらっているので納得がいくのですが、面接免除される理由がちょっと不明です。
私は面接を、応募者がその企業を実際に見て、話して、判断できるいい機会だととらえています。
求人票では会社の雰囲気も明るく、仕事内容も面白そうでいいなと思った企業が、実際に行ってみたら、すれ違う社員の人や、受付に現れた女性がものすごく暗く、挨拶もほぼなしということがあり、実際の会社の雰囲気は悪いなと感じて、やめたことがありました。
会社は良い人材をとるために、とても慎重に選考をすすめています。
なので面接1回で採用を決めてしまうなんて、社員なんて誰でもいいと考えているブラック企業なんじゃないかと勘ぐってしまいます。
(あくまで個人の主観です。ホワイトな企業でも、社員数が少ないために、面接は社長のみという会社もあると思います)
面接対策も充実
応募した企業の一次面接の内容を、面接前に教えてくれるサービスがあります。
これ、うれしいですよね。
各企業に取材したときに、面接に役立つ情報の収集も行っているらしく、その情報を教えてくれるらしいです。
また、面接前日にリマインドメールも送ってくれます。
仕事が忙しくて日程を間違えてしまう、なんてこともなくなるので、申し込んでおきましょう。
最近は面接をすっぽかしてしまう応募者も多いらしいので、ちゃんと面接にはいきましょうね。
転職ノウハウ系のコンテンツが充実
20代から35歳くらいまでの会員が多いため、転職ノウハウ関連のコンテンツが充実しています。
特に、職務経歴書の書き方は、職種別に細かく分かれているので、ぜひ参考にしてみてください。
転職Q&Aというコンテンツでは、自己PR作成や転職活動についての悩みなど、Q&A形式で細かく書かれています。初めての転職で不安なら、いろいろと読んでみると参考になると思います。
読み物系のコンテンツは充実しているのですが、個々の応募者へのコンサルティングサービスは手薄です。
例えば、レジュメアドバイスというサービスがあるのですが、これは登録された経験職種をもとに参考になりそうな履歴書のサンプルをメールしてくれるというサービスです。
自分の履歴書にアドバイスをもらえるサービスではないので、ご注意ください。
リクナビネクストやマイナビと比較すると求人数は少ないのですが、一つ一つの求人に対する情報量は多いので、応募するしないの判断はしやすいかもしれません。
あちこちのサイトで情報収集する手間を省きたいという場合は、おすすめの転職サイトです。
コメント