求人の検索が便利になると聞いてサイトを開いてみましたが、え???と戸惑ったのがindeedです。
画面には、
・ロゴ
・キーワード入力欄
・勤務地入力欄
・検索ボタン
以上。
え、どう使うの?
このシンプルなサイト、アメリカでもっとも応募に利用されている求人検索サイトだそうです。
アメリカだけでなく世界50か国以上、28言語でサービスを提供しています。
2012年にリクルートが買収したことでも話題になりました。
どのように使えば便利なのか、調べてました。
indeedは求人検索サイト
indeedは、求人情報の検索に特化したサイトです。
Googleの検索エンジン(仕組み)のようなイメージで、対象としている情報が求人情報に特化しています。
リクナビやマイナビのような転職サイト(求人サイト)とは違います。
私が戸惑った一番の原因は、ここでした。
求人検索サイトと、転職サイトとの違い
「求人検索は、リクナビやマイナビ(転職サイト)でもできるよね?」と思いますよね。
違いは、そのサイトに掲載している求人のみ検索するか、複数のサイトの求人を横断的に検索するかです。
転職サイトの場合は、そのサイトに掲載している求人のみですが、indeedの場合は日本国内の主要な転職サイト、リクナビやマイナビ、ハローワークなどと、各企業のサイトに掲載されている求人情報が検索結果にでてきます。
そもそもindeedは独自の求人を掲載していないんです。
なので、検索結果で表示された求人に応募する場合も、その求人を掲載しているサイトで会員登録を行い応募手続きをすることになります。
複数サイトの求人を一括検索
使い方は、とてもシンプルです。
キーワード入力欄に業界や職種、スキルなどを入力し、勤務地入力欄に希望勤務地を入力して、検索ボタンを押す。
これだけです。
あっという間に、数百件という求人情報が表示されます。
募集が少ない職種やスキルや、ある企業の求人を探したい場合など、あちこちの転職サイトをまわって、求人があるか検索していくのは面倒ですよね。
こういう時indeedなら、複数の転職サイトの求人を一括で検索してくれるので、とても便利です。
複数サイトを検索するので、パフォーマンス(結果が表示されるまでの時間)が気になると思いますが、大丈夫。
indeedは、あらかじめ各サイトをクローリングしてindex情報として管理しています。
この情報を検索して結果を返すので、ストレスなく’さくっ’と表示されます。
indeedを使いこなすコツ
検索キーワードは具体的に
検索サイトなので、検索キーワードが思い浮かばないと使えません。
例えば、転職活動を始めたばかりで自分が応募したい条件が具体的になっていない場合、職種と勤務地だけで検索しがちです。
すると膨大な量の求人が表示されてしまい、見きれない・・・
こういう時は、リクナビやマイナビなどの求人検索の条件を参考にしてみましょう。
例えば、業界を絞るとか、営業の職種でも法人営業やルート営業、IT系であればPHP、JAVAなどのスキルを指定してみるなど。
掲載されている求人は、正社員だけでなく契約や派遣の場合もあります。
正社員での転職を希望しているなら、これも条件に加えたほうがいいです。
一度入力した検索条件は履歴として残るので、いくつか条件を変えて検索してみましょう。
※必要のない検索履歴は削除することもできます。
勤務地を入力するときは、都道府県名の入力を忘れずに。
同じ名前の地名が、他の県にも存在する場合があるからです。
東京の中央区のつもりで検索したのに、福岡の中央区の求人が表示されたりします。
ヘルプセンターで使い方のコツを学ぶ
indeedには、使い方のコツをまとめたヘルプセンターというサイトが用意されています。
とても目立ちませんが、サイトの下のほうにリンクがあります。
※携帯版では表示されていない場合もあります。その時にはPC版で表示してみてください。
ここに「求人検索のコツ」というコンテンツがあります。
入力したキーワードは通常、全文検索されて一致した記事が表示されます。
ですが、例えば会社名を指定したい場合がありますよね。
そういう場合は『company:トヨタ自動車』とキーワード欄に入力すると、会社名にトヨタ自動車が含まれるものだけ検索されます。
検索したいキーワードが具体的になればなるほど、こういった使い方を知っていると探している求人にたどり着けやすくなります。
indeedの気をつける点
検索結果の上位が、条件に一致する求人とは限らない
スポンサー求人が、優先して検索結果の上位に表示されます。
また、検索の精度もイマイチの場合があります。
例えば、バーバリーの求人を探したら、バリ雑貨のお店の求人が上位にきて、肝心のバーバリーの求人は7件目に表示されていた、ということもありました。
検索対象になっていない求人もある
検索対象の転職サイトや、企業は日々増えていますが、すべての求人が検索対象になっているわけではありません。
例えば、転職サイトの非公開求人などです。
なので、検索結果として表示されなかったとしてもあきらめず、ここの転職サイトや企業サイトの求人もチェックしましょう。
求人票の見極めが大切
いくつかの口コミを見ていると、indeedで見つけた求人に応募して、就職してみたらブラック企業だったという投稿がいくつかありました。
これはどの転職サイトを使っていても難しい点ですが、転職先を決めるときには焦らず冷静に判断しましょう。
使いこなすには少しコツが必要ですが、複数の転職サイトや企業の求人を一度に検索できるのは効率的ですよね。
検索したいキーワードが思い浮かんだら、ぜひ使ってみてください。
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