リクルートエージェントの特徴や評判、大手求人はホントに多い?

特徴・評判

業界最大手のリクルートエージェントは、求人数、転職支援実績ともにNo1
約40年間で累計41万人以上、2016年度だけでも約3万人が転職に成功しています。

「転職するなら登録必須」とまで言われる理由を確認していきましょう。

リクルートエージェントの基本情報(求人数、対応地域など)

リクルートエージェントを運営しているリクルートは、転職サイトの「リクナビNEXT」、新卒向けの就職サイト「リクナビ」も手掛けている人材業界トップの企業です。

基本情報はこちら

サービス名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
本社所在地東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
設立1977年11月28日
社員数3,508名
対応地域全国、海外
拠点東京、宇都宮、さいたま、千葉、横浜、京都、大阪、神戸、名古屋、静岡、北海道、東北(宮城)、中四国(広島、岡山)、福岡
※拠点のない地域の方は電話面談でサポートを受けられます
求人数10万件以上(80%非公開求人)

リクルートエージェントの特徴

幅広く、豊富な求人数

リクルートエージェントの特徴は、幅広く、豊富に求人を持っていることです。
常時10万件以上の非公開求人があるのは、転職エージェントではトップです。

求人企業の内訳をみると、中小企業だけでなく、大手・中堅企業の求人も豊富なことが分かります。
約半数の企業が、大手・中堅企業の求人です。

全国に拠点があるので、地方へのUターン転職のために利用する転職希望者も多いです。

転職決定者データを見ると営業職がもっとも多く、次にIT系エンジニア、事務職と続いています。

対象としている業界、職種の情報はこちら

業界IT・通信、WEB・インターネット、機械・電気、化学・素材、商社、物流・運輸、小売・卸売・サービス業、旅行・エンタメ、マスコミ・広告、人材業界、コンサルティング、金融・保険、不動産。建設、医療・医薬業界、インフラ・公官庁・その他
職種営業・販売、経営・企画、マーケティング、事務系(経理・総務・人事・購買など)、IT・エンジニア、電気・機械、科学エンジニア、医療・医薬品、化粧品、コンサルタント、建築・土木技術、その他

充実のサポート力

求人数とともに転職希望者からの評価が高いのが、リクルートエージェントが蓄積している転職ノウハウです。
業界、企業を熟知しているからこその職務経歴書、面接への的確なアドバイスが好評です。

質の高い初回面談

初回面談では、キャリアアドバイザーが職務経歴を確認し、希望条件などを丁寧にヒアリングします。

かなり掘り下げて聞かれるため、自分では気づいていなかった強みや、他業界・職種にも通用するスキルを指摘されることも多いそうです。

もちろん、職務経歴書の添削もしてもらえます。
(必ず指摘があるわけではないので、アドバイスをもらいたい方は、自分から添削を依頼しましょう)

この他に、転職市場の状況の説明、転職活動へのアドバイス、転職成功ノウハウが詰まったハンドブックをもらうことができます。

 

Personal Desktop

初回面談後は、Personal Desktop という専用ページで、キャリアアドバイザーからの求人情報を受取ったり、応募の手続きをしたり、応募の進捗状況を確認することができます。

リクルートエージェントでは、求人票以外にも、独自に収集・分析した「AGENT Report」という資料を用意しています。

求人企業の業界分析、企業文化や仕事のやりがい、選考のポイントなどが書かれています。
求人票だけでは分かりにくい社風などを知ることができ、応募するかどうか判断する時の参考にできます。

公式サイト リクルートエージェント

リクルートエージェントの評判

いくつかのサイトに掲載されている口コミを100件ほど見てみました。

キャリアアドバイザーの評判

キャリアアドバイザーの評判がこれほど分かれるのも珍しいというくらい、良かったと残念だったが同じくらいでした。

良かったという評価はこちら

  • 職務経歴書や面接へのアドバイスが的確だった
  • キャリアの相談にのってもらえて、職種の選択肢が広がった
  • 企業との交渉力があった

 

リクルートエージェントの面接へのアドバイスについては、次のような口コミがあり、長く企業と付き合いがあるリクルートエージェントだからこそ出来るアドバイスだと感じました。

面接をうける会社の傾向を事前に教えてくれて、その対応方法などもアドバイスしてもらえました。
面接の時にアピールしたほうがいい点、何を武器に面接に臨んだほうがいいかなどをアドバイスしてもらえました。

 

企業との交渉力については、待遇や年収がアップする転職ができたことで、交渉力が高いと感じている方が多いようでした。

厚生労働省が実施した平成27年の転職者実態調査の結果では、年収がアップした転職者の割合は40%です。

賃金が「増加した」が 40.4%、「減少した」が 36.1%、「変わらない」が 22.1%となっている。
直前の勤め先及び現在の勤め先の状況

リクルートエージェントで転職した方の年収アップ率は62%と、実態調査より20%も高いんです。

一方で、残念だったという評価で多かったものは

  • 特にアドバイスはなく、機械的な対応で終わった
  • 転職をせかされた
  • 厳しいことを言われて傷ついた
  • こちらから連絡しないとサポートしてもらえなかった
  • メールへの返信が遅い

他の転職エージェントの評価にありがちな「(担当者によっては)キャリアアドバイザーの質が低い」というものはなく、代わりに「機械的な対応」というものが目立ちました。

大手なだけに、キャリアアドバイザーの教育やマニュアルがしっかりしている分、機械的な対応と感じる方が多かったのかもしれません。

気になったのは「転職をせかされた」「厳しいことを言われて傷ついた」の2つ。

内定の連絡をもらった時に「他の求人の結果を待ってから決めたい」と伝えたら、「明日までに決めてください」と電話を切られた。
高望みしてはダメ、あなたくらいの人材は他にもたくさんいると言われて傷つきました。

サポートは充実していて良かったけれど、応募や内定後の入社については強引だったと感じている方が多かったです。

求人の評判

  • 求人数がとにかく多い
  • 他社にはない求人があった

求人に対する口コミをしている人の70%くらいの方が「とにかく数は多い」と書かれていました。

他の転職エージェントでは求人を紹介してもらえなかったけれど、リクルートエージェントでは30件くらい紹介してもらえました。
地方へのUターン転職なので、いまより給与が下がることを覚悟していたけれど、待遇も給与もアップできました。

求人の質については、分かれていました。

  • 希望条件にあった求人をたくさん紹介してもらえた
  • 上場会社、大手の求人が多かった
  • 数は多いけれど、応募したいと思う求人は少なかった
  • 期待したほどの求人数は紹介してもらえなかった

そして求人の口コミで一番気になったのが、こちら。
希望するところではなく、採用されそうなところを強く勧められた

転職させることを重視するあまり、本人の希望条件よりも採用確率が高いところを勧めるキャリアアドバイザーも多い傾向にあります。

リクルートエージェントがおすすめな人

今すぐに転職したい方や、1人で転職活動をしていて選考が通らない方にとっては、求人数も多く、サポートもしっかりしているので、登録するメリットが大きいです。

逆に、じっくり時間をかけて転職先を選びたい方、転職するか迷っている方は、他の転職エージェントを先に利用して、紹介される求人に満足できない時に登録したほうがいいでしょう。

なお、リクルートエージェントのサポート期間は、3ヵ月が目安になります。

選考途中で突然サポートが切られることはありませんが、選考中の求人がない場合はサポート終了となり求人の紹介などがなくなります。
登録するタイミングは、このサポート期間も考慮して決めましょう。

公式サイト リクルートエージェント

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