働いて笑おうのCM企業、PERSOL(パーソル)ってどんな会社?

特徴・評判

「はたらいて、笑おう」のキャッチコピーで、ちょっと怖いくらいの笑顔が印象的なPERSOL(パーソル)のCM。

こんなインパクトのある広告を出す企業って、どんな会社か気になりませんか?

「はたらいて、笑おう」のPERSOL(パーソル)とは

PERSOL(パーソル)とは?

PERSOL(パーソル)はテンプスタッフや、DODA(パーソルキャリア(旧:インテリジェンス))をグループ会社としてもつテンプホールディングスの新グループブランド名です。

2016年7月から使われ始めたので、まだピンとこない方も多いのでは?

PERSOL(パーソル)に変えた理由は?

テンプスタッフや、DODAも十分な知名度があるにも関わらず、なぜPERSOL(パーソル)というブランド名を立ち上げたのか不思議ですよね。

 

テンプホールディングスのグループ企業は国内外95社もあり、人材派遣だけでなく、転職支援、アルバイト・パート採用支援、ITアウトソーシングや設計開発、研究開発なと幅広く手掛けています。

テンプというと「テンプスタッフ」のイメージが強いため、「PERSOL(パーソル)」という新しいブランドで、総合人材サービスとして幅広い事業を手掛けていることを浸透させることが狙いのようです。

 

確かに、DODAがテンプホールディングスのグループ企業というイメージは、ありませんでした。

DODAって求人数は多いけれど、それ以外の個性がなくて印象が薄かったんです。

 

ですが、DODAを運営するパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)は、もともと「働くを楽しむ」をテーマに会社運営をして、社員の成長やモチベーション管理、長く働くためにどうしたらもっと良くなるのかといった人事面に力を入れていたので、社員として働くにはいい会社だなと思っていたんです。

 

「はたらいて、笑おう」というブランドカラーが全面に出たことで、DODA以外にもミイダスなど新しい形の転職サイトを出したり、個性が出てきたなと感じます。

2019年4月1日にミイダスはミイダス株式会社に法人化され、運営がパーソルキャリアからミイダス株式会社になりました。

※「DODA」というサービス名については利用者に浸透しているため、当面変更の予定はないようです。

 

 

DODAエージェントでキャリアカウンセリングを受けたときも、親身になって相談にのってもらえて「転職するかしないかは、内定をもらえた企業と現職とを比較して決めればいい」と言ってもらえ、強引に転職にすることをすすめられなかったのが意外でした。

 

 

PERSOL(パーソル)に込めた思いは?

PERSOLは、テンプホールディングスがつくった造語で、「PERSON=人の成長を通じて」「SOLUTION=社会の課題を解決する」の2つを組み合わせているそうです。

新グループブランド名のPERSOL(パーソル)は、「PERSON=人の成長を通じて」と「SOLUTION=社会の課題を解決する」という言葉を組み合わせた造語で、「人は仕事を通じて成長し、社会の課題を解決していく。だからこそ、働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したい」という想いを込めています。

普段、仕事をしているときに「社会の課題を解決している」なんて考えたこともなかったのですが、言われてみると仕事って本来そういうものですよね。

 

PERSOL(パーソル)で変わることは?

この新しいブランド名になることで、どんな新しいサービスが提供されるのかが気になりますよね。

 

テンプホールディングスの水田社長は、女性の就業・転職支援サービスを充実させる方針を示しています。

ただ人材を派遣・紹介するだけでなく、テクノロジーを生かしたり、子育てなどで働きにくかった女性の就業機会を増やしたりと工夫しながら、「幅広いサービスを手掛けることで、多様な働き方を実現し、社会に役立つグループにしたい」

引用サイト:パーソルグループの働き方の多様化に向けた秘策とは

 

女性向けの「ジョブシェアセンター」サービス

働き方の多様化をサポートするために、女性向けに「ジョブシェアセンター」というサービスが設立されています。

ジョブシェアセンターには、さまざまな企業から、PC入力や封入といった会社に行かなくてもできる業務をアウトソーシング案件として集約。
介護や育児などで働ける時間が限られ遠方まで出勤できない女性でも、自宅近くのセンターに出勤して仕事ができるようにする。

各地にジョブシェアセンターという拠点を作り、わざわさその企業に出社しなくても、自宅近くのジョブシェアセンターで勤務できるようにする取り組みです。

 

同僚のワーキングマザーをみていて大変だなぁと感じるのが、保育園からの急なお迎え要請。
仕事もそこそこに帰らなければならず、しかも通勤に1時間もかかる距離だと本当に大変そう。

自宅近くで仕事ができるのは、本当に助かりますよね。

参考:「ジョブシェアセンター」を設立

 

地元に戻りたい女性むけの「DODAプラス」サービス

今は東京で働いているけれど、できれば地元(地方)に戻って就職したいという女性も結構いますよね。
そんな時に頼りになりそうなのが、DODAプラスというサービス。

 

DODAは、拠点が北海道から九州まで全国にあるのですが、パーソルグループ400か所の拠点を活かして、都市部から地方への転職を支援しているそうです。(16年度は約1000人の転職を支援)

IターンやUターンなどで地方での転職を目指す場合、その地方の転職エージェントを利用するほうが紹介してもらえる求人数が多いですが、転職エージェントを探すのも面談を受けに移動するのも、なかなか大変ですよね。

 

自分の今いる地域で他の地域の求人も探せるのは、全国規模で人材サービスを提供している会社ならではメリットです。

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はたらいて笑おうのCMの2人は誰?

CMに起用されている2人は、いったい誰だろう?と思いませんでしたか?
特に男性の笑顔がちょっと怖い・・・と思ったのは、私だけでしょうか。

 

男性はスティーブ・ウォズニアック

スティーブ・ウォズニアックは、スティーブ・ジョブズと一緒にAppleを創業したエンジニアです。
全然知りませんでした。Appleは、ジョブズが一人で創業したと思い込んでいました。

 

ウォズニアックが作ったパソコン(AppleⅠ、AppleⅡ)を、ジョブズが売り込み世界に広めたそうです。

創業者なので、当然Appleの役員で経営に携わっているのかと思いきや、大株主ですが1社員のまま管理職になったこともないというから驚きです。

 

エンジニアとして様々な開発に携わり、その技術力のすごさから「ウォズの魔法使い」と呼ばれて、技術分野ではアメリア最高の栄誉とされるアメリカ国家技術賞を受賞しています。

エピソードを調べると、お金にがめついジョブズに騙されて報酬が少なかったり、知名度が低かったり、なんだか同じ創業者なのに可哀そうな気がしましたが、幸せそうですよね。

 

ちなみに、ウォズニアックの社員番号は1番。ジョブズは2番だったのですが不満を訴え、のちに0番に変えたそうです。

インタビュー映像はこちら

スティーブ・ウォズニアックのインタビュー動画の公開は終了したようです

私の第一の目標は一生エンジニアとして働くことでした。ですから昇進はしない。管理職にはなるまいと誓ったのです。そして実際、管理職になったことはありません。なぜみんなが肩書きを欲しがるのか、いまだに理解できません。今でも私はアップルの一員で、給料をもらっています。でも組織図ではずっと最下部にとどまっています。部下を持ったこともありません。私はただ好きなことをしていたい。それは会社を経営することでも、他人に命令することでもない。私はほとんどの人よりもずっと素晴らしい人生を送ってきました。おそらくエンジニアの成功というのはこうしたことなんでしょう。

自分が幸せになるために必要なもの、不要なものを知っていて、自分の役割を満足して生きている感じします。

 

女性はカルメン・デロリフィチェ

なんだかとてもゴージャスな雰囲気の女性は、カルメン・デロリフィチェです。

 

85歳でなお現役のモデルというこの女性、かなりの迫力がありますよね。
若いモデルが、一緒に並びたくないというくらい肌がきれいだそうです。

15歳でヴォーグの表紙を務め、1940年代には画家ダリの被写体にもなったというから驚きです。
ダリなんて、美術の教科書の中の人ですよ・・・

 

彼女のインタビューで印象的なのが、ある写真家に「フォトジェニックじゃないから(写真移りが悪い)、モデルに向いていない」と言われモデルを諦めようとしていたところ、ヴォーグのライターに認められて表紙を飾ったというエピソード。

誰かに評価されなかったとしても、別な人は評価してくれる可能性があり、本当にやりたいことなら諦める必要なんてない。

 

また、続けることの大切さも。

40歳くらいまでは、それほど売れていなかったという彼女。
白髪になった髪を染めずにモデルを続けたところ、それが魅力となり売れていったそうです。

インタビュー映像はこちら

カルメン・デロリフィチェのインタビュー動画の公開は終了したようです

 

まとめ

PERSOL(パーソル)は、テンプスタッフや、DODA(パーソルキャリア(旧:インテリジェンス))をグループ会社としてもつテンプホールディングスのグループブランド名です。

 

DODAを運営するパーソルキャリア(旧インテリジェンス)は、もともと「働くを楽しむ」をテーマに会社経営をしていた企業ですが、「はたらいて、笑おう」というブランドカラーがはっきりし、新しい特徴を打ち出し始めています。

ワーキングマザー向けの「ジョブシェアセンター」や、地元に戻りたい女性向けの「DODAプラス」など、女性向けの就業・転職サービスに力を入れているようです。

 

印象的なCMの2人は、
スティーブ・ジョブズと一緒にAppleを創業したエンジニアのスティーブ・ウォズニアックと、ヴォーグの表紙やダリの被写体になった経験をもち、85歳でなお現役のモデルのカルメン・デロリフィチェ。

働くって楽しいばかりじゃないけれど、できればこの2人のように歳をとっても笑って働けるようにしたいですね。

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